NVIDIAではデスクトップ向けにGeForce RTX 4000シリーズを発売しましたが、2023年にノートPC向けのRTX 4000シリーズの投入を計画しており、過去モデルに対する性能差や発表時期など詳細情報が判明しました。
ノートPC向けGeForce RTX 4000シリーズの性能情報出現。RTX 4080 Tiはデスクトップ向けRadeon RX 6800並の性能に
NVIDIAではデスクトップ向けにAda Lovelaceアーキテクチャーを採用したGeForce RTX 4000シリーズを2022年10月に発売しましたが、同じAda LovelaceアーキテクチャーをノートPC向けに採用したGeForce RTX 4000 Mobilityシリーズが2023年に発売される予定で今回このGPUの詳細情報をwccftechが独自に入手したようです。
ノートPC向けのRTX 4000シリーズでは合計5モデルの登場が予定されており、上位モデルからRTX 4080 Ti、RTX 4080、RTX 4070、RTX 4060とRTX 4050となっています。
性能面では最上位モデルのRTX 4080 Tiは現行の最上位モデルのRTX 3080 Tiに対して約30%の性能向上が見られるようです。また、RTX 4080に関してはRTX 3080 Tiに対して20%、RTX 4070は15%の性能向上となっています。
なお、RTX 3080 Tiはデスクトップ向けGPUで言うとRTX 3070並の性能を持っていますが、30%増しの性能となるとRTX TitanやRadeon RX 6800並の性能となります。
ミドルレンジモデルのRTX 4060に関しては、RTX 3070に対して約9%の性能向上となっており、エントリーモデルのRTX 4050ではRTX 3050 Tiに対して30%増しの性能になっています。
デスクトップ向けで言うとRTX 4060はRTX 2070 Super並に、RTX 4050はRTX 3050並の性能になります。
ノートPC向けRTX 4000シリーズの詳細なCUDAコア数などは明らかになっていませんが、各モデルのVRAM容量についてはRTX 4080 Tiが16GB、RTX 4080が12GBとなり、RTX 4070とRTX 4060が8GB、RTX 4050が6GBという構成になっています。
ノートPC向けRTX 4000シリーズは23年1月3日に発表。RTX 4070 Tiと同時発表へ
ノートPC向けRTX 4000については2023年1月3日に発表が行われる見込みで、デスクトップ向けのRTX 4070 Tiと合わせての発表になると見られています。
なお、IntelではCES2023にてRaptor Lake-H CPUなども発表を予定しているため、今回のRTX 4000シリーズと組み合わされるゲーミングノートPCなども同時発表され、早ければ1月下旬から発売がされる可能性があるようです。
ノートPC向けRTX 4000シリーズについてもデスクトップ向けRTX 4000シリーズと同じく大幅な性能向上が見込まれるようで、ノートPCでもRadeon RX 6800並の性能を持つグラフィックスカードが搭載されるということでCyberpunk 2077でも高い解像度で快適なプレイが可能となりそうです。
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