Microsoft Edgeでメモリー使用量を制限できるオプションがまもなく登場。ゲーム時などに有効?
MicrosoftのEdgeやChrome、Safari問わず、ブラウジング時には無駄なポップアップやリッチなインターフェイスを導入するがあまり、膨大な量のメモリーを使用するケースがあり、メモリーを多く使うゲームなどとは相性が悪いのですが、Windows 11に標準で搭載されているMicrosoft Edgeにて、ブラウザーが使用できるメモリー量に制限をかけられるオプションが近々投入されるようです。
Microsoft Edgeは新機能を先行でテストできるCanaryビルドにて、設定のシステムとパフォーマンスオプション内に『リソースコントロール』というオプションが設けられ、Edgeがゲーム時のみまたは常に、どれだけのメモリーが使えるのか制限するオプションが追加されています。
スライダーは最小は1GBからで、最大はPCに搭載されている最大物理メモリまで1GB単位で調整が可能になっています。
Microsoft EdgeをはじめとするChromeベースのブラウザーはメモリーや記憶域を大量に消費する傾向にあり、このスライダーを少なめにするとゲームをはじめとするメモリーを多く利用するアプリケーションのパフォーマンスは向上しますが、背反として一部サイト訪問時には間違いなくパフォーマンスやユーザビリティに影響を与える可能性が高いです。ですので、ユーザーは閲覧するサイトや導入しているブラウザー拡張機能とのバランスを考えながら利用する必要がありそうです。
PCのブラウザーについてはGoogle Chromeが圧倒的な人気を誇っており、Microsoftはポップアップを出すなど手荒な手法でシェアを獲得しようとしていてバッシングを受けていました。
ただ、その様なセコい真似はせず、今回導入が検討されているメモリー使用量を制限できるなど、痒いところに手が届く機能を独自に追加していけば自ずとシェアは獲得できると考えられるので、Microsoft Edgeにはこの様な形で頑張ってほしいところです。
Leopeva64 | X (Twitter)
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