iPhone 15 Proでは原神が最高画質でカクつく?原因はサーマルスロットリングの模様
iPhone 15 ProやPro Maxに関しては内蔵されているApple A17 Proが世界初のTSMC 3nmで製造されるチップであるから性能が飛躍的に向上する事が期待されていましたが蓋をあけて見るとアーキテクチャーが先代のA16をベースにしている事から性能と電力効率も大幅な向上が見られていないなど少々残念な結果になっています。ただ、グラフィックスについては先代のA16に対して1コア増えた6コアGPUに変更された他、レイトレーシングにも対応する事が明らかになるなど大幅な性能向上が期待されています。
しかし、グラフィックス性能についても原神など負荷が高いゲームを最高画質でプレイするとサーマルスロットリングが発生するなど性能はあるが、冷却が追い付かないなどの問題を抱えている可能性があるようです。
Apple iPhone 15 Pro Unboxing – Not what I expected! + Gaming Test – YouTube
海外YoutuberのTheRelaxingEndがiPhone 15 Proの開封とレビュー動画を掲載しているのですが、この動画の中ではCall of Duty MobileやGTA : San Andreas、eFootball PES、PUBG Mobileなどをプレイしているのですが、これらのゲームはスムーズに動作しているのですが、原神を最高画質でプレイしていると急に激しいスタッターに見舞われプレイすること自体が困難な状況に陥る様子が映し出されています。
実際にiPhone 15 Proを購入したので原神をプレイしてみたところ、10分ぐらいプレイしていると本体裏面は触っていると不快になるぐらい熱くなり、プレイ開始15分後ぐらいからところどころスタッターが発生するようになるなど状況的にもサーマルスロットリングであると言えそうです。
Appleではベイパーチェンバーの採用はせず今まではSoCの電力効率を向上させたり、グラファイトシートを貼るなどしてサーマルスロットリングには対応していました。しかし、iPhone 15 Proに関しては明らかにSoCの発熱に対して排熱が間に合っていないケースが多々存在しているため、iPhone 16 Proで搭載されるA18向けには電力効率を徹底的に向上させるか、Androidスマートフォンの様にベイパーチェンバーなどを備える必要がありそうです。
コメント
コメント一覧 (3件)
まぁこの時期は裏に氷枕を当てながらプレーするだな
放熱の悪そうなチタンやステンレスより銅やアルミや銀とかグラファイトと思ったけど、放熱する面積が絶対的に足らない
あらあらこれじゃバイオ4リメイクも怪しいな
世界初3nmプロセッサーがきいてて呆れるぜ
A17 Proの発熱問題は3nmではなく、軽量化のために冷却を妥協したからという説が出ている。
アプデでクロックを下げたりして対処するのかな?