iOS18からリフレッシュレートが主に80 Hz動作に変更。120 Hz動作を抑えてバッテリー寿命延長

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iOS18からリフレッシュレートが主に80 Hz動作に変更。120 Hz動作を抑えてバッテリー寿命を延長

AppleのiPhoneでは、iPhone 13 ProやPro Max世代からディスプレイのリフレッシュレートが最大120Hzで動作する『ProMotion』を採用しており、スワイプやスクロールなどの動作に加え、ゲームや動画視聴などでも非常にスムーズな体験ができます。しかし、そんな120Hzで動くはずのProMotionですが、iOS18にアップデートすると、最大120Hz動作は維持されるものの、スクロールなど基本的な動作では主に80Hzで動作するように制限されることが明らかになりました。

ICE UNIVERSE氏によると、iOS18からスクロールなどの画面が激しく動く場面では、リフレッシュレートが120Hz固定ではなく、例えばスクロール動作においては、スクロール開始時は120Hzですが、スクロール中は80Hzに抑えられ、再び停止間際には120Hzで動作し、その後は60Hzに戻るという緻密なリフレッシュレート制御が導入されているとのことです。

iOS17が入っているiPhone 15 Proユーザーによると、スクロール中は常時120Hzでの動作が見られるとのことで、この80Hzを挟む制御はiOS18から新たに導入された機能と言えそうです。

この緻密なリフレッシュレート制御では、画面が非常に高速に動く場面では人間の目が画面上に流れる文字などに追い付けないため、スムーズさが損なわれたと感じることは少ない一方で、可能な限り低いリフレッシュレートで動かすことが可能になります。

これにより、ディスプレイやCPU、GPUの消費電力を減らすことにつながり、結果的にバッテリーの持続時間の延長が期待できると言えそうです。ただ、若干ながらスクロール中のスムーズさは失われているため、バッテリー持続時間が伸びる一方で、気になる人には気になるかもしれません。

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