IntelではディスクリートGPUであるArc Alchemist GPUのエントリーモデル、Arc A380を中国などを中心に発売していますが、ついにこのArc A380がアメリカで予約開始されたようで、価格なども判明したようです。
やっと世界で発売、Intel Arcシリーズのエントリーモデル Arc A380
IntelではディスクリートGPUであるArc GPUの第一世代製品『Alchemist』を2022年6月から順次投入を予定していますが、2022年6月中旬にArcシリーズのエントリーモデルであるA380が中国のOEM製PCに向けて発売が開始し、最近ではパーツ単品でも中国国内では発売がされているようです。
そんな、Arc A380ですがASRock製のGPUがアメリカで予約が開始されたようです。
Arc A380は米国で8月22日発売予定、価格は139.99ドル
Arc A380の予約が開始されているのがアメリカのNewegg上で、ASRock製 Challenger Arc A380で、Mini ITX対応型小型GPUとなっています。
Neweggに掲載されているArc A380は139.99ドル、日本円で約19,000円で予約が受け付けられており、発売は8月22日を予定しています。
価格的にはAMDのRadeon RX 6400の19,800円に近くなっており、性能面もAMD Radeon RX 6400と同等か若干劣るぐらいとなっています。ただ、Arc A380には優れたAV1エンコーダーが搭載されているため、動画のエンコード目的やValorantなどeSports系タイトルでの配信を行う方であればRadeon RX 6400を買うより良い選択肢となるかもしれません。
Intel Arc A380については2022年6月から中国でOEM向けとして発売がされ、7月頃からはパーツ単品としても発売が開始されていました。一方で、日本やアメリカ、欧州などではまだ発売はされていませんでしたが遂に8月末から発売が開始されるようです。価格的には1.9万円とRadeon RX 6400とほとんど変わらない価格であるため、ゲーミング性能だけで見るとコストパフォーマンスが特段優れているとは言えませんが、AV1エンコーダー機能など機能面ではArc A380の方が優れているため、もしエントリー向けGPUの購入を検討しているのであればArc A380の登場まで待ってから購入するのが良いかもしれません。
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