Alder Lake-Sを採用したXeonが年内に登場予定

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Intel最新のワークステーション向けCPUロードマップがリークされ、その中にはAlder Lake-SをベースとしたエントリーモデルのワークステーションCPUが2021年Q3に登場する事が示されていました。

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Alder Lake-SをベースとしたXeon W-1400シリーズが登場予定

Intel roadmap with Alder Lake-S workstation CPUs planned for Q3 2021 has been leaked – VideoCardz.com

ロードマップはIntelの社内向け説明会のような場で撮影した画像となっており、その中にはエントリーワークステーション向けCPUのロードマップが写されています。

この中でAlder Lake-Sをベースとしたエントリーワークステーション向けXeonは基本的にはデスクトップ向けのAlder Lake-Sと似た構成になると見られています。ただし、デスクトップ向けのとの大きな違いとしてはvProへ対応などが挙げられます。

このAlder Lake-SをベースとしたXeonはXeon W-1400シリーズと名付けられる予定で、LGA1700ソケットに変更になる事からW680と呼ばれるチップセットも同時に登場する事になっています。なおこのW680と呼ばれるチップセットはデスクトップ向けのAlder Lake-Sで採用されているIntel 600シリーズチップセットのエントリーワークステーション版と見られています。

最大コア数やbig.LITTLE構成もデスクトップ向けと同じ。2021年秋に生産開始

W-1400 Alder Lake-S ワークステーション向けCPUではデスクトップ向けと同じく最大16コアとなる見込みになっています。Alder Lake-Sではbig.LITTLE構成となっており、画像では8+8、6+0構成のCPUが登場する事が確認できます。

なお、生産開始時期については8+8構成が2021年35週(9月5~9月11)に生産が開始され、6+0構成は2021年44週(11月7から11月13日)に生産が開始されると記載されています。このAlder Lake-Sを採用したXeonはデスクトップ向けのXeonとほとんど同じ構成である事から、生産時期は上記と大きく変らない見込みで、デスクトップ向け、ワークステーション向け共にAlder Lake-Sを採用するCPUは早いと2021年秋頃、遅くとも2021年末までには販売が開始されると見られています。

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『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
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