Intel Lunar Lake-Vは9月17~24日の間に発売。Arrow Lakeは10月中発売を予定

Intel Lunar Lake-Vは9月17~24日の間に発売。Arrow Lakeは10月中発売を予定

IntelがComputex 2024で発表したLunar LakeではノートPC向けx64系CPUとしては驚異的な低消費電力性とAI性能を武器に、Qualcommが投入したSnapdragon Xシリーズに対抗することを目指していますが、同CPUについては発表から4か月近い2024年9月17日から24日の間に発売される事が明らかになりました。

Benchlifeが入手した情報によると、Lunar Lake-Vは2024年9月17日から24日の間で搭載ノートPCが一斉発売される計画が立てられているとのことです。ただ、この一斉発売されるノートPCは限られたモデルになる予定で、様々なメーカーのモデルラインアップが大幅拡充されるのは2025年1月以降に予定されているとのことです。

このLunar Lake-VについてはIntelも秋以降発売と明言しているものの、本来はComputex 2024の発表まもない6月末までに発売し、QualcommのSnapdragon XシリーズやAMDのRyzen AI 300シリーズに真っ向から対抗する予定だったようです。しかし、何かしらの理由で遅延が発生してしまい9月中頃発売と言う計画に変更されているようです。

このLunar Lake-V発売の後にはIntelの新製品発表会であるIntel Vision 2024が2024年9月24日と25日に開催され、この中で次世代デスクトップ向けCPUのArrow Lake-Sが正式発表されると見られています。

また、この発表から1か月後の10月終わりにかけてArrow Lake-Sの内、オーバークロックが可能なKバリアントと対応するハイエンドマザーボードのZ890が投入され、2025年1月開催のCES2025にてエントリーからミドルレンジモデルをすべて投入し、マザーボードもメインストリーム向けのB860やH810が発売される計画になっているようです。