Intel Arc Battlemage B770 など上位モデルの開発が再開? 輸出入記録に登場
Intelのコンシューマー向けグラフィックスカードは現在、ミドルレンジ向けのArc B580とArc B570の2モデルのみ発売されており、そのあとには上位モデルが発売される可能性も指摘されていました。しかし、Intelに関してはCEOが交代するなど経営戦略の大幅変更が予想されており、これに伴い上位モデルであるArc B770などの開発が中止されたことがリーカーからの情報で明らかにされていました。
しかし、Intelはこのハイエンドモデルについて再び開発を再開したのか輸出入データなどを集計しているNBDデータベースにハイエンドモデルと噂されていたG31 GPUに加え、新たにIBC C32と呼ばれる新しいGPUも登録されていることが明らかになりました。


NBDデータベースに登録されたのはBattlemage GPUの中で最上位GPUと見られているG-31が再び登場しているほか、新たにIBC C32 SKTと呼ばれる謎のGPUも登場しています。
このGPUについてはBMGと言う略称が示されていることからBattlemage GPUの1種の可能性が高くC32とはGPUに内蔵されているExecution Unit (EU)のコア数を示す可能性があるようです。仮にこれが実際に32コアのEUを搭載するGPUの場合、先代の最上位モデルにあたるArc A770と同じコア数でありArc B770として登場しても違和感のないスペックになっています。
Intelが Battlemage 世代のハイエンドモデル Arc B770 の開発を中止
ただ、過去にArc B770が開発中止になったと言うリークではG31 GPU自体エンタープライズ向けに開発が進められている可能性も指摘されているため、エンタープライズ向けモデル用の試作品である可能性もあります。
現在、Intelが発売しているArc B580はGeForce RTX 4060並みの性能があるほか、VRAM容量は12GB搭載するなどミドルレンジモデルとしては優れたスペックに加えコストパフォーマンスを持つグラフィックカードになっていますがRTX 5060には対抗できるだけの性能は持っていないと言えます。ただ、Arc B770が投入されればRTX 5060とRTX 5060 Tiの間に位置する性能が期待できるため、価格やVRAM容量、そして性能次第では比較的高い競争力が期待できます。そのため、Intelが再びBattlemageの上位モデルであるB770の開発を再開し、近いうちに市場投入を行うのか注目が集まりそうです。
纽佰德海关数据查询平台
https://nbd.ltd/
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