Intel Arc A580のベンチマーク結果が登場、GeForce RTX 3060並みの性能。価格はRTX 3050を下回る?
IntelではArc Aシリーズラインアップの中で長らく発表はしたもののいつの間にか存在が消されていたミドルレンジ向けのArc A580の開発を再開させ、2023年末までには発売する事が計画されていますが、今回このArc A580で計測されたア最新のGeekbench OpenCLベンチマークが登場しました。
Arc A580については合計24基のXe-Coreを搭載し、Execution Unitは384基、動作クロックはベースが1.7 GHz、ブースト時は最大2.4 GHzでVRAMにはGDDR6を8GB備え、バス幅は256-bit、帯域幅は512 GB/sに設定されています。
そんなArc A580についてOpenCLのスコアは88019ptを記録しています。
Arc A580で計測されたOpenCLスコアは2023年8月頃にも登場しており、その当時のスコアは82992ptであったため、2ヵ月間の間にドライバーの最適化などを進めた結果、約6%の性能向上を記録しています。
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以前の結果ではRadeon RX 6600 XTを若干超え、Radeon RX 7600並みの性能を記録していましたが、最適化が進められた事でGeForce RTX 3060に迫る性能を実現しています。
Intel Arc A580の価格が判明。現時点では3.9万円とRTX 3060以上の価格に (gazlog.com)
価格については以前Arc A580がGeForce RTX 3060に迫る価格で販売されている計画が明らかになっていましたが、この価格自体はArc A750に対して30%安価な事を考えると安価なSPARKLE製などであれば2万円台で販売される可能性もあります。もし仮に、GeForce RTX 3050の2.9万円を下回る価格になるなど価格次第ではArc A580はミドルレンジモデルの選択肢が少ない中で非常に高い競争力を持つグラフィックカードになり得るモデルになっており、GeForce RTX 4000やRadeon RX 7000シリーズの陰で存在感が薄かったArc Aシリーズを挽回させる起爆剤にもなり得ますので、戦略的な価格で販売される事が期待されています。
コメント
コメント一覧 (1件)
Limitedモデルがあればなぁ
750は投げ売りLimitedを手に入れたけど、飾るには良いグラボ()