Google Pixel 10 Pro XL は Pixel 9 Pro XL から大幅値上げ。 Pixel 10a は価格据え置き予定

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Google Pixel 10 Pro XL は現行から大幅値上げへ。Pixel 10a は価格据え置き予定

Googleは2025年6月頃に次世代フラッグシップスマートフォンとしてラインアップされるPixel 10シリーズの発表および発売を計画していますが、GoogleはこのPixel 10シリーズにて一部モデルの価格の値下げを行う一方で、値上げも計画するなど各モデルの立ち位置を若干変更することを計画していることが明らかになりました。

Android Headlinesが関係者から入手した情報によると、Pixel 10シリーズ以降のラインアップはPixel 9シリーズと同様に、廉価モデルのPixel a、ミドルレンジモデルのPixel、そして上位モデルのPixel Proと大型モデルのPixel Pro XL、そして折り畳みモデルのFoldの合計5モデル構成を長期的に維持する方針で、このラインアップで進むことは2028年発売のPixel 13シリーズまで確定しているようです。

ただ、各製品の価格ポジショニングは若干変更される見込みで、現時点で最上位モデルで最も高価なPixel FoldシリーズはPixel 9 Pro Foldの$1800からPixel 10 Pro Foldでは$1600、そして最終的には$1500での販売を計画しているようです。日本での販売価格に換算すると仮に為替レートなどがPixel 9 Pro Fold発売時と同じ場合は、Pixel 10 Pro Foldは257,500円から228,800円へ大幅値下がりするほか、最終的には214,500円程度で販売されることになります。

Pixel Pro Foldのような折りたたみスマートフォンは他社ではハイエンドモデルとしてラインアップする傾向にありますが、Googleではこのジャンルで価格を安価にすることでシェアを獲得することを狙っているようです。

一方で、Pixel 10シリーズの中で上位モデルにあたるPixel 10 Pro XLは$1100から$1200へ値上げが計画されています。これは為替レートなどが同じ状態であれば現行の177,900円から194,400円とかなり大きな値上げとなり、Pixel 10 Proとの価格差は現行の18,000円から34,000円程度に広がると見られています。

現状、Pixel 9 ProとPro XLの間には$100の価格差しかなく、差別化があいまいでしたが値上げにより、基本モデル、Proモデル、Pro XLモデル間の価格差が拡大させ、Pixel内で重複や競合を避ける狙いがあるようです。特にPixel 10シリーズでは基本モデルのPixel 10含め、すべてのモデルに3眼カメラが搭載されるため価格ベースに差別化を図ることが今まで以上に重要になると言えます。

最後に廉価モデルにあたるPixel aシリーズですが、このモデルはエントリーモデルとして2028年発売予定のPixel 12aまで$499と言う価格を維持する計画で、Appleなどの競合がエントリーモデル含めて値上げを行う中で価格を据え置くことでAndoidへの入門機種としてのポジションを維持することを目指すようです。なお、日本での販売価格は為替などに左右されるため、今後の為替動向次第ではPixel 9aの79,800円からさらに値上がりが行われる可能性があります。

ソース

Exclusive: Google’s Pixel 10 Pro Fold Gets a Price Cut as Pixel 10 Prices Climb | Android Headlines

https://www.androidheadlines.com/google-pixel-10-price

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『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
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