GeForce RTX 5060 Ti と RTX 5060 の推奨電源は100W増の650Wに。コネクターは8pinを維持
NVIDIAは次世代グラフィックカードとしてフラッグシップのRTX 5090からアッパーミドルレンジをカバーするRTX 5070までの合計4モデルを発表していますが、売れ筋でもあるミドルレンジモデルに関してはまだ発表はしていません。ただ、すでに登場しているリークでは2025年3月ごろにRTX 5060 TiとRTX 5060の2モデルを発売するのではないかと言われていますが、ZOTACとコネクションがある中国メディアからRTX 5060 TiとRTX 5060で要求される電源容量や電源コネクターなどに関する情報が登場しました。
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TikTokの磐哥说电脑というチャンネルから登場した情報によると、RTX 5060 TiとRTX 5060はRTX 5070シリーズ以上で採用されている12V-2×6コネクターは搭載されず、一般的なPCIE8pin電源コネクターが標準搭載される方向とのことです。
これは現行のRTX 4060 TiやRTX 4060と同じ処置で、12V-2×6コネクターを搭載するほど消費電力が大きくない他、ミドルレンジモデルということでコストを意識する必要があり、PCIE8pinから12V-2×6へ変換するコネクターを同梱するコストを抑えるための処置でもあると考えられます。
一方で、RTX 5060 TiとRTX 5060が必要とする電源容量については先代モデルより増加する見込みで、推奨電源容量は650Wになるとのことです。RTX 4060 TiとRTX 4060は推奨電源容量が550Wに設定されているため、100W増と大幅な増加になっています。
GeForce RTX 5060 TiとRTX 5060について明らかになっているスペックは、両モデルともにミドルレンジ向けに特化したGB206 GPUを搭載すると見られ、上位のRTX 5060 TiはRTX 4060 Tiから小幅なコア数増になると見られています。一方でRTX 5060はRTX 4060より比較的大きくコア数が増えると見られており、Tiと無印モデルとの性能差がRTX 4060シリーズより縮まると予測されています。メモリー面では両モデルともにGDDR7を採用しますが、バス幅が128-bitしか持たないため、容量はRTX 5060 Tiが8GBまたは16GB、RTX 5060が8GBのみになると見られています。
消費電力についてはまだリークが登場していませんが、RTX 5070はRTX 4070に対してコア数が大きく増えていないにもかかわらず消費電力が50W増を記録するなどRTX 5000シリーズは全体的に消費電力が増える傾向にあります。そのため、RTX 5060 TiもRTX 4060 Tiの160Wから200W前後に、RTX 5060はRTX 4060の115Wから150W以上と増えることが予想されます。
磐哥说电脑 | TikTok
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