GeForce RTX 5090 のBlenderベンチマークの結果が登場。RTX 4090から30%向上
NVIDIAのGeForce RTX 5090は21,760コアのCUDAコアに加え、28Gbps動作のGDDR7を512-bitで32GB搭載することで先代のRTX 4090に対して大きく上回る性能が期待されているグラフィックスカードになっています。実際に、NVIDIAが明らかにした情報ではゲーミング性能に限って言えばRTX 4090に対して33%向上が見られることを明らかにしていますが、今回RTX 5090のクリエイティブ用途での性能を測るBlenderベンチマークの性能がリークされ、先代モデルからの向上幅などが明らかになりました。
GeForce RTX 5090はBlenderベンチマークにおいて17822ポイントを記録しています。
このスコアは先代モデルであるRTX 4090に対しては約30%の向上でエンタープライズ向けにRTX 4090と同じGPUコアを搭載しているRTX 6000 Ada Generationに対しては50%もの向上を記録しています。RTX 5090はRTX 4090に対してCUDAコアは33%増え、帯域幅は1.8倍に向上しているのですが今回のベンチマークではCUDAコアが増えた分だけ、性能は順当に向上しておりゲーミング用途だけではなく、レンダリングなどのクリエイティブ用途においても最強のグラフィックスカードになることが確実と言えそうです。
ただ、ゲーミング性能も同様でしたがRTX 5090はRTX 4090に対してCUDAコアが33%増えている一方で、性能も30%程度向上ということでアーキテクチャ刷新による性能向上というのはあまり見られていないのが現状です。また消費電力も450Wから575Wと28%上がっているため、最強のグラフィックスカードであるのは確かですが、アーキテクチャの性能としてはRTX 4000シリーズに搭載されていたAda Lovelaceとあまり大きく変わらず、力ゴリ押しで性能を上げているのが現実と言えそうです。
コメント
コメント一覧 (2件)
本当にその通りでこのベンチマーク数値はRTX4000シリーズでもやろうと思えば出せた
cudacoreと電力に比例してスコア上がってるだけだから、例えば4090tiのcudacoreと電力を同じだけ盛ればほぼ同じ数値が出る
なんの進歩もしてない
スパコンの性能も当分頭打ちかな?
数でゴリ押しすれば性能向上はできるので当面は使用GPUを増やす方向でスパコンの性能向上かな。