GeForce RTX 5080 SUPER は最大450Wで動作する可能性。価格も値上げされる?
NVIDIAは2025年1月30日にGeForce RTX 5080を発売したものの、先代のRTX 4080 SUPERに対してVRAM容量は16GB据え置きでゲーミング性能も10%向上に留まるなどあまり大きな性能向上とはなっていません。そのため、最近のリークにて現行の2GBモジュールから3GBのGDDR7モジュールへアップグレードされたGeForce RTX 5080 SUPERが投入されることが明らかになっていますが、どうやらこのRTX 5080 SUPERでは性能を向上させるために大幅な消費電力向上が行われる可能性があるようです。
RTX 5080 SUPREは数日前に登場したリークではCUDAコアが現行のRTX 5080と同じく10752コアに据え置かれる見込みで、大きな変更としては上述のGDDR7を合計24GB搭載することと動作速度が30Gbpsから32Gbpsへ向上することだけになるなど、今まで登場してきたSUPERシリーズの中ではアップグレードの規模がかなり小さくなっています。

そのため、AIBからのリーク情報によるとGeForce RTX 5080 SUPERは性能向上には動作クロック向上に頼るしか方法はなく、現時点では420Wでの動作が想定されているようです。ただ、NVIDIAとしてはRTX 5080 SUPERではRTX 5080に対して明確な性能向上を図りたいと考えているようで、必要であれば最大450Wまで消費電力を向上させることも検討しているようです。
現行のRTX 5080は消費電力が360Wに設定されているため、420Wでも17%増、450Wであれば25%増となりGPUの動作クロックも最大3.0 GHzを超えるような設定になる可能性があります。ただ、その背反としてワットパフォーマンスが大きく下がる可能性がありますが、元々RTX 5080のワットパフォーマンスは高めであるため、動作クロックを上げるなどの余地は残されていると見られています。
このRTX 5080 SUPERの発売時期は2025年終わりから2026年初め頃になると見られており、販売価格なども決まり切ってはいないですが、今までのSUPERシリーズでは現行モデルより安価な価格設定になるケースが多いため、RTX 5080 SUPERでも同様の対応が期待されています。ただ、現状RTX 5080以上のモデルはAMDが競合製品を出していないため、今後RTX 5080などの販売状況が好転してこればRTX 5080の上位モデルとしてより高価格に設定して販売される可能性がありそうです。
なお、RTX 5080 SUPERに関しては既にリークが出ていますが、過去に販売されたSUPERシリーズのラインアップから、RTX 5080 SUPER以外にもRTX 5070 Ti SUPERやRTX 5070 SUPERなども投入される可能性がありますが、これらのモデルもCUDAコアが据え置きになり、消費電力増加でパフォーマンスを稼ぐのかなど気になる点も多いため、今後の動向に注目です。
RTX 5080 SUPER 24GB Specs Leak | Moore’s Law is Dead
コメント
コメント一覧 (2件)
5080のワッパ悪くして熱上昇もするけどほとんど性能変わらなさそう
燃えるだけやんこんなもん