GeForce RTX 5080 の価格は30万円に迫る可能性。 価格に関するリーク情報が登場
NVIDIAは2025年1月に開催されるCES 2025でGeForce RTX 5000シリーズの中で最上位モデルとなるGeForce RTX 5090とハイエンドモデルのRTX 5080の2モデルを正式発表し、スペックと共に発売日や価格を明らかにすると見られていますが、ハイエンドモデルにあたるGeForce RTX 5080のオーストラリアでの販売価格と見られるリーク情報が登場し、現行モデルを大きく上回る価格設定が行われる可能性が浮上してきています。
オーストラリアのYoutuberであるVexがあるオーストラリアの量販店から入手した商品情報からGeForce RTX 5080の販売価格に関する情報を入手したとのことで『ASUS PRIME GeForce RTX 5080 OC』は2544豪ドルという価格が設定されているとのことです。このASUS PRIMEはASUS製グラフィックスカードの中ではリファレンスモデル寄りのモデルになっており、特別高価なモデルではありません。しかし、価格を米ドルに換算すると約$1587になるとのことで、現行のRTX 4080のメーカー希望小売価格(MSRP)である$1199を大きく上回った価格設定になっています。
今回登場した価格情報はあくまでAIB製グラフィックスカードであるため、MSRPには設定されていませんが、少なくともRTX 4080で設定されていた$1199は上回ることは確実で、MSRPに関しては$1399~$1499程度になる可能性があるようです。
日本での価格に関してはその時の為替レートや代理店側の保証や利益も含められるため高めに設定される傾向がありますが、2024年12月28日時点の$=158円という為替に10%の代理店マージン、さらに消費税などを加えると、RTX 5080のMSRPが$1399の場合は26.7万円、MSRPが$1499だった場合は28.8万円と現行のRTX 4080発売時に設定されていた21万円を大きく超える価格設定になると考えられます。
GeForce RTX 5080はGB203 GPUを搭載し、RTX 4080より10%、RTX 4080 SUPERより5%多いコア数である10,752コアのCUDAコアを備えます。メモリーには30 Gbpsで動作するGDDR7を16GB搭載し、バス幅は256-bitで帯域幅は960 GB/sに達します。この帯域幅はRTX 4090の1080 GB/sにも迫るため、4K解像度でのゲーミングはもちろんのこと、AIの学習用途でも活躍できるグラフィックスカードになると言えそうです。
NVIDIAのGeForce RTX 5000シリーズに関してはRTX 5070 Tiを超える上位モデルではAMDが競合となるモデルを投入しないため競合不在の状況で、RTX 5070 TI、RTX 5080、RTX 5090などに関しては現行モデルに対して大幅な値上げをしてもシェアを落とす心配はない状況と言えます。そのため、今回言われている値上げについては決して非現実的な話ではないと言えそうです。
RTX 5080 Pricing LEAK….. Nvidia is Gone | Vex
コメント
コメント一覧 (4件)
清水の舞台から〜
の感じで4080買って2年。
もう、飛び降りた後だから5080は〜
奈落の底に落ちる覚悟が必要か。
4090に劣るスペックで同じ値段か
やはり4090はコスパが良い
PCショップで中古4090が30万するし20-23万が底値だった
4090まで歴代のハイエンドモデル買ってきたけど、今回はスルー予定・・・。
4090まではどんなに最上位のグラボ買っても(時には複数買ってSLI構成とかしてみても)最新のゲームするときは常に性能不足を感じてたけど、今、4090で性能足りないと感じる機会はかなり少ない。
ごく僅かな機会の満足感を得るために40~50万の出費をする気にはなれないよ・・・
もうすでに日本人のPCマニアには手の出せない領域に達してるなw