GeForce RTX 5070 のGeekbenchベンチマークが登場。RTX 4070 SUPER並みの性能になる場面も

  • URLをコピーしました!
目次

GeForce RTX 5070 のGeekbenchベンチマークが登場。RTX 4070 SUPER並みの性能になる場面も

NVIDIAはアッパーミドルレンジモデルにあたるGeForce RTX 5070を2025年3月5日に発売することを明らかにしていますが、今回このRTX 5070で計測されたGeekbenchベンチマークの結果が一足先に登場しました。

GeForce RTX 5070の仕様はGB205 GPUを搭載し、6,144コアのCUDAコアと192-bitのバス幅で接続される28 Gbps動作のGDDR7を12GB搭載する仕様になっています。この仕様は先代モデルのRTX 4070に対してCUDAコアは4%しか増えておらず、RTX 4070 SUPERに対してはコア数が14%減少するという仕様になっています。

そんなRTX 5070ですが、GeekbenchではOpenGLで187414ポイント、Vulkanで188712ポイントを記録しています。

OpenGLVulkan
GeForce RTX 5080262258262887
GeForce RTX 5070 Ti230437229973
GeForce RTX 4070 Ti SUPER222854204179
GeForce RTX 4070 Ti205134185930
GeForce RTX 4070 SUPER192366179029
★GeForce RTX 5070187414188712
Radeon RX 9070 XT179178177395
GeForce RTX 4070167929156592
Radeon RX 9070140842158520

GeekbenchのGPUベンチマークはOpenCLやVulkanなど古めのAPIを使っているため実際のゲーミング性能を反映しないケースもありますのであくまで参考程度として捉える必要がありますが、GeForce RTX 5070のスコアはOpenCLではRTX 4070に対して12%優れるスコアを出せていますが、RTX 4070 SUPERより3%劣るスコアに留まっています。

一方で、VulkanではRTX 5070はRTX 4070に対して20%、RTX 4070 SUPERに対して5%上回るスコアで新世代モデルとしての尊厳を保てるスコアを辛うじて出せています。

GeForce RTX 5070は日本では108,800円から販売されることを明らかにしていますが、先に発売されたRTX 5070 Tiと同じく多くのモデルはNVIDIAが提示した価格を大きく上回る状態で販売されると見られているほか、発売日時点の在庫も非常に少なく再び抽選形式での販売が行われると見られています。そのため、RTX 5070の翌日に発売予定で性能面でもそこそこ高いことが期待されているRadeon RX 9070シリーズの性能や価格などを見てからRTX 5070を買うのか検討してみた方がいいかもしれません。

ソース

GeForce RTX 5070 | Geekbench

https://browser.geekbench.com/v6/compute/3725759

https://browser.geekbench.com/v6/compute/3725770

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。
プロフィールはこちら

コメント

コメント一覧 (1件)

  • いやいやいやOpenGLの後継だしVulkanはむしろ新しい方では・・・
    DirextX12だって同時期だし。

    あと記事内で途中から間違ってOpenCLって書いてないですか?
    全く別物なので混乱すると思います。

コメントする

目次