GeForce RTX 5060 Ti はあまり売れていない? 最廉価モデルも在庫ありの状況に

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GeForce RTX 5060 Ti はあまり売れていない? 最廉価モデルも在庫ありの状況に

NVIDIAが2025年4月16日に発売したGeForce RTX 5060 Tiは先代モデルに対して15%ほどの性能向上がレビューなどで明らかにされていますが、海外では他のRTX 5000シリーズと同じようにメーカー希望小売価格 (MSRP) を大幅に上回る価格で販売されるモデルが多数となり、日本もその煽りを受けて8GB版のMSRPが74,800円から、16GB版は84,800円と先代モデルに比べて1万円以上高価になっています。

このような販売価格が原因なのか比較的売れ筋モデルであるはずのGeForce RTX 5060 Tiについては発売から5日が経っていますが定価モデル含めて在庫が残っているなど新世代のミドルレンジモデルとしてあまり売れていない様子が明らかになってきています。

GeForce RTX 5060 Ti 16GB版は4月16日22:00より各店舗や各量販店のオンラインストアで販売が開始されていましたが、その販売状況については芳しくなく、4月21日15:00時点では84,800円で販売されているGeForce RTX 5060 Ti 16GB版の最廉価モデルは在庫ありの状況になっています。

RTX 5060 Tiの中で廉価モデルにあたる8GBモデルについても入荷が行われていますが、MSRPである74,800円で販売されているモデルや、その次に廉価な76,800円で販売されているモデルも在庫ありの状況になっています。

なお、NVIDIAのミドルレンジ向けグラフィックカードについては先代のRTX 4060 TiやRTX 4060でも発売まもないころの販売状況は芳しくなく、その主な原因はコストパフォーマンスが先代モデルに対して劣ることでした。

そのため、このRTX 5060 Tiも同じ状況に陥っていると見られているため、販売状況の改善には値下げなどが必須になると見られています。ただ、現状RTX 5000シリーズはRTX 5060 Ti含め、高コストなGDDR7を搭載していることや、各社AIBはアメリカの暴走気味な関税政策への対応などコスト高騰に繋がる要因が大きく事業継続に必要となる価格は上がる傾向にあります。そのため、特にAIBに関して今後値下げに踏み切るのか、それとも販売減を受け入れてこのままの価格を維持した状態で販売するのか価格動向含めて注目が集まりそうです。

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この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
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コメント

コメント一覧 (4件)

  • 廉価って言葉を一回辞書で調べたほうがいい

  • GDDR6にして、その分お値段をがーんと安くすれば!

  • 価格が高すぎてミドルレンジ向けてなんだよ(概念)状態なので
    売れ残るのはまあはい・・・

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