Zotacが GeForce RTX 5050 を認証情報に登録。新たなエントリーGPUが登場?
NVIDIAは2025年4月以降にミドルレンジモデルのGeForce RTX 5060シリーズを発売すると言われていますが、このRTX 5060よりエントリー向けをターゲットにしたと見られるGeForce RTX 5050と言うモデルをZOTACがユーラシア経済委員会(EEC)に登録したことが明らかになりました。
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このEECではとりあえず発売するかもしれないモデルが登録されることもありますが、ZOTACが今までRTX 4050など「出そうなモデル」を登録した形跡がない中で今回GeForce RTX 5050を登録している点から近い将来、同モデルが発売される可能性があると言えそうです。
NVIDIAは現在、エントリー向けのグラフィックカードとしてRTX 3050シリーズをラインアップしていますが、2022年1月に発売されてから既に3年が経過し、手ごろな価格で入手できるエントリー向けモデルがラインアップの中で圧倒的に不足していることからGeForce RTX 5050が発売されても不思議ではないと言えます。
特に、NVIDIAのエントリー向けモデルを構成する50番台モデルは過去にGTX 1650が2019年に、その次にRTX 3050が2022年に発売されるなど3年に一度(2世代に1度)のペースで新モデルが投入されており、GTX 1650はもちろんのこと、RTX 3050からの乗り換え需要を取り込むという意味でもRTX 5050の登場は期待されていると言えます。
GeForce RTX 5050について現状ではリークは出ていませんがノートPC向けと視野に入れたエントリー向けGPUのGB207 GPUは開発されていると見られています。このGB207 GPUはCUDAコアを2560コア搭載し、バス幅は128-bitになり、コストを左右するダイサイズもかなり小さくなることから現在販売されているRTX 3050に近いスペックで、エントリー向けにも最適なGPUになっています。
Запись справочника/классификатора | EEC
コメント
コメント一覧 (1件)
他のサイトの記事で申し訳ないけど、RTX5000シリーズは、RTX4000シリーズに比べて電力効率が良くないか同等レベルとのこと。
GPUの性能は10年間でどれほど進化したのか?GTX 980からRTX 5090までを比較した結果
https://gigazine.net/news/20250218-nvidia-gpu-decade-compute-performance/
消費電力を考える必要がなく、電気代に気を使う必要もなく、1枚辺り10万円以上のグラフィックカードを気軽に買える人には選択肢になりそうな気がする。
5000シリーズが市場に出ると、中古で出てる製品が軒並み下落して購入しやすくなるので個人的には歓迎したい。