DRAM価格の上昇率について、第1四半期の70%超から第2四半期には30〜50%に鈍化する見通しであることが、市場調査会社SigmaIntellの分析で明らかになりました。
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DRAM価格の上昇ペースは鈍化も供給不足は年間継続
SigmaIntellによると、第2四半期もDRAM価格の上昇は続くものの、DDR4は上昇幅が縮小する一方、DDR5やLPDDR5Xには上昇余地が残っているとのことです。下半期には上昇率が5〜20%にさらに縮小し、年末には高値圏で安定する見通しです。
鈍化の背景には、DRAM各社の生産能力配分の安定化やパニック買いの解消に加え、価格高騰による需要減退が挙げられています。ただし、2026年のDRAM需給は12%の供給不足となる見通しで、HBMがウェハー生産能力の20%超を占めDDR向け生産能力が圧迫される構図は変わりません。
そのため、上昇率が鈍化しても価格自体は上がり続ける上、HBMによる生産能力の構造的な圧迫を踏まえると、DDR5などのメモリ価格が2025年秋以前の水準に戻る可能性は低いといえそうです。
そのため、DDR5メモリの購入を検討している場合は、下半期の安定期を待つよりも予算に合う価格であれば早めに購入判断をした方が得策かもしれません。


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