MicrosoftとGoogleがSK hynixおよびサムスン電子に対して、メモリの3年間にわたる長期供給契約を提案していることが明らかになりました。
SK hynixがMicrosoftと数兆円規模で最終調整中
韓国経済新聞によると、SK hynixはMicrosoftとDDR5の3年間長期供給契約について最終調整を進めており、規模は数十兆ウォン(数兆円)に上るとのことです。この契約には価格下落時の最低価格設定や契約総額の10〜30%前払いといった条件が検討されているほか、SK HynixはGoogleともHBMおよび汎用メモリの長期供給について交渉を進めています。また、合わせてMicrosoftとGoogleはサムスン電子にも同様の提案を行っており、Micronはすでに先月同様の契約を締結済みです。
今回の契約は前払いや解約違約金など縛りが強く、3年にわたるため景気変動リスクも伴いますが、それでもMicrosoftやGoogleがこのような契約に動く理由としてはメモリ不足の長期化予想に加え、データセンター投資継続の覚悟を示しているといえそうです。
なお、DRAMeXchangeによるとDDR4やDDR5などの取引価格はここ1年で約10倍に急騰しており、このような大口顧客への物量優先配分はコンシューマー向けメモリの供給はさらに逼迫するため、DDR5やグラフィックスカードのさらなる価格高騰に加え、改善にはかなりの時間がかかることが示唆されます。


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