Intelでは2023年1月3日にRaptor Lake-Sの追加モデルの投入を計画していますが、今回この中でミドルレンジモデルとなるCore i5-13400とi5-13400Fの価格情報が北米のサイトに掲載されましたが、値段が存分と上がっています。
Core i5-13400とi5-13400Fの価格情報が北米サイトに掲載。日本円では$=140円換算で3万から3.4万円
Intelでは2023年1月3日にRaptor Lake-Sシリーズの内、最上位のCore i9-13900KSからエントリーのCore i3-13100まで投入し第13世代CPUのラインアップを拡充する計画ですが、この中でミドルレンジモデルとなるCore i5-13400とCore i5-13400Fの価格情報が北米通販サイトに掲載されました。
Core i5-13400については前世代のCore i5-12400に比べてP-CoreやE-Coreのアーキテクチャーは同じでP-Coreのコア数も同じ6コアとなっています。ただ、E-Coreが0コアから4コアへ増やされた事や動作クロックを若干引き上げた事でシングルコア性能はCore i5-12400に対して6%、マルチコアはE-Core増の恩恵を受けて28%程度の性能向上が行われています。
そんなCore i5-13400ですが性能が上がった分だけ価格が上がるようで、Core i5-12400と比べると24%、Core i5-13400Fはi5-12400Fと比べると27%の値上げが行われての販売となるようです。
CPUモデル | 販売価格(米ドル) | 値上げ率 | 日本円 | 値上げ率 |
Core i5-13400 | 243.68 | 24% | 3.4万円 ($=140円換算) | 17% |
Core i5-13400F | 216.16 | 27% | 3.0万円 ($=140円換算) | 15% |
Core i5-12400 | 196.81 | BASE | 2.9万円 (価格.com) | – |
Core i5-12400F | 170.23 | BASE | 2.6万円 (価格.com) | – |
日本円換算すると、$=140円での販売の場合はCore i5-13400が約3.4万円、Core i5-13400Fが約3万円になると見られています。現在販売中のCore i5-12400に比べると4000円ほど、値上げ率で言うと15~17%ほど値上げとなるようですが、同じ6P-4E構成のCore i5-12600Kが4万円で販売されており、性能面では8%以内の差しか無いため、Core i5-13400はコストパフォーマンスの高いCPUと言えそうです。
Core i5-13400については円安の影響等もあり4万円台での販売もあり得そうでしたが、最近では1ドル132円台にまで落ち込んでいるため、恐らく1ドル140円換算で3万円台で販売されるのでは無いかと考えられます。
性能面ではCore i5-13600Kとほとんど変わらないような性能であるため、コストパフォーマンスを重視するユーザーには引き続き人気なCPUとなりそうです。あとマザーボードも1万円台で買えるなどトータルコストも安いので初めて自作PCを組む初心者の方にもオススメが出来るCPUと言えそうです。
さぁ、ここでAMDの動向が気になりますが、毎回言っている通り安いAM5対応マザーボードを出してください。
コメント