マザーボードなどでお馴染みのASRockからM.2接続のビデオカードが発売されました。サイズはM.2 SSDなどで一般的なM.2 2280サイズで最大1080pまで対応したD-Sub端子を備えます。
M.2に搭載できるビデオカード
このM.2ビデオカードでは、Silicon Motions SM750と16MB DDR内蔵メモリーを搭載しています。サイズはM.2 SSDで一般的なM.2 2280サイズとなっており、B-keyやM-keyに対応しているマザーボードであればこのビデオカードは利用可能となります。
性能面では、一般的なビデオカードほどの性能はサイズ上の制約から有していません。そのため、出力端子はビデオカード後方に設けられたヘッダーピンからD-Subの出力端子に変換するコネクターを接続します。また、ペリフェラル電源コネクタからビデオカードに設けられたピンに接続する変換コネクターから電源を供給します。消費電力は最大で1.49Wで、最大出力は1080pまでとなっています。
サーバー用途向けで発売日と価格は未定
このビデオカードですが、主なターゲットはラックサーバーや通常使用時は外部出力が不要な内蔵PCになっています。特にサーバーでは、エントリーレベルのビデオカードでさえ備え付けるほどのスペースは無い事もある一方で、M.2コネクターは最近は一般的に備え付けられています。そのため、このような小型多ビデオカードに対する需要があるようです。
このビデオカードは現在、ASRockのページには存在しているものの具体的な発売日や価格、販売先などは記載されていません。そのため、ここで記載した以上の詳細情報は現在は不明となっています。
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