海外で Inte Arc B580 が誤って出荷される事例が複数発生。原因はネーミング？

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海外で Intel Arc B580 が誤って出荷される事例が複数発生。原因はネーミング？

Intelの次世代グラフィックスカードにあたるBattlemage世代のミドルレンジモデル、Arc B580は2024年12月12日（日本では12月13日）に発売予定なのですが、海外ではなぜか既にArc B580が配送される事例が複数発生しているようですが、その原因がIntelの新しいネーミングにあるようです。

Reddit上ではArc B580が届いたという報告が数件ほど上がっており、早いものでは12月7日に届いたという事例があるようです。また、届いたという報告の中には「大切なお知らせ」と言うカードが映っていることから、日本でも誤って出荷されてしまった可能性があるようです。

ただ、届いてもドライバーがまだ公開されていないためグラフィックカード自体は画面出力だけができる状態とのことで、実際にゲームをプレイしたり、ベンチマークを回したりすることは不可能になっています。

発売日前に配送されてしまった事例はReddit上で明らかになっているのはこの3件だけですが、ほかにも出回っている可能性があり、その理由の1つとしてIntelのネーミングに慣れない関係者がシステム上でミスラベルしてしまったことが原因であることをVideocardzが量販店関係者との聞き取りで明らかになっています。

量販店関係者によると、多くの関係者がNVIDIAのGeForceやAMDのRadeonなどで見られる1桁目が世代を表すという表記に慣れている一方で、IntelのようにArc A580からArc B580など先頭のアルファベットが進むというモデル名には慣れていなかったとのことです。そのため、製品情報を入れるシステム上でArc A580でインプットしてしまった結果、出荷解禁日が設定されず在庫が届いた後に即座に発送と言う状態になってしまったようです。

なお、発売日は2024年12月12日で、レビューなども本日か明日の早い時間には登場するとみられるため、ミドルレンジ向けモデルとして競争力のあるゲーミング性能を発揮できるのか注目が集まります。