Arc Battlemage B570 のスペックが判明。PCIe Gen 4 x8でVRAMは10GB搭載

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Arc Battlemage B570 のスペックが判明。PCIe Gen 4 x8でVRAMは10GB搭載

Intelは2024年12月2日にArc Battlemage世代のミドルレンジモデルにあたるArc B580とArc B570の発表を行い、同月12日に発売すると言われていますが、今回この中で仕様などが不明だったArc B570の仕様情報がフランスの量販店に掲載されていることが発見されました。

掲載されていたのはASRock製のIntel Arc B570 Challenger OC 10GBというモデルで、名前の通り下位モデルのArc B570を搭載したグラフィックカードになっています。

このArc B570は上位のArc B580に対して2基少ない18基のXe2を搭載し、動作クロックは2.6 GHzで動作する設定になっています。VRAM関係では、19Gbpsで動作するGDDR6を10GB搭載し、バス幅は160-bitになっています。この仕様により帯域幅は380 GB/sほどになりますが、NVIDIAのGeForce RTX 4060に対して1.4倍ほど広い帯域幅を持つなど、メモリー周りは比較的高い性能を持っていると言えそうです。

他にインターフェイスにはPCIe Gen 4 x8インターフェイスを採用しているため、上位のArc B580のPCIe Gen 5 x8と差別化が図られています。電源コネクターは8pinを1つ搭載しており、PCIe供給と8pinを合わせると225Wであるため、Arc B570の最大消費電力は225Wを下回ることが確実と言えます。

また、ASRock Challenger Arc B570のサイズは長さが249mm、幅134mmでデュアルスロットに収まるデザインになっています。ディスプレイ出力はDisplayPort 2.1を3つとHDMI 2.1を1つ搭載し、対応する最大解像度は8Kで、同時に4台のモニターに出力が可能です。

このArc B570の価格は明らかにされていませんが、上位モデルのArc B580がアメリカでは$250程度、日本では5万円を切るぐらいの価格帯で登場すると予想されているため、Arc B570に関しては$220以下と予想され、日本円でも4.3万円前後で購入できると言えます。エントリー向けグラフィックスカードとして比較的高い競争力が期待できそうです。

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