2024年秋以降発売の新型MacBookなどは16GBメモリーが標準になる可能性

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2024年秋以降発売のM4搭載MacBookなどは16GBメモリーが標準になる可能性

AppleのMacBookなどMacOS搭載製品ではメモリー管理が優れていることを表向きな理由に2017年から2024年現在に至るまで標準では8GBのメモリーしか搭載していませんでした。しかし、現在ではメモリー管理が優れていてもChromeでブラウジングするだけでメモリーのほとんどを占有してしまうなど8GBでは足りないケースが多く、この8GBを標準とする姿勢はエントリーモデルのMacBook Airならともかく、ベースモデルが24万円以上するMacBook Proでも同様の構成であるため批判もされています。しかし、Appleでは7年近く続けていた標準はメモリー8GBという基準を改め、2024年秋以降に発売されるM4搭載Macでは標準で16GB搭載される可能性が出てきています。

Appleの開発ログ解析や関係者の取材をしているMark Gurman氏によるとAppleでは現在4つのMacが開発中とのことで、この中にはMacBook Pro、MacBook Air、Mac mini、iMacなどが含まれていると考えられこのうち3つのモデルには最新鋭のM4チップセットを搭載し、残り1つのモデルはM3などほかのチップセットが搭載されているとのことです。ただ、このチップセットについてはiPad ProですでにM4搭載で発売しているため、M4搭載は既定路線なのですがメモリー構成はすべてのモデルで16GBを標準とし、一部モデルでは現行のM3モデルでは選べない32GBのメモリーも搭載しているとのことで、全体的にメモリー容量が増やされる方向で計画されているようです。

AppleではMacOSのメモリー管理が優れているため8GBでも十分と幹部なども発言していますが、本当の理由はコストです。メモリーモジュールはPCを構成する中ではトップ5に入るぐらいコストが高い部品であり、このメモリーモジュールを8GBに抑えることで本体コストを大幅に下げ、利益率の向上が可能になります。

しかし、最近のAppleでは大量のメモリー容量が必要となるAIなどに力を入れ始めており、2024年秋からはApple Intelligenceといったサービスも開始されます。そのため、AppleとしてもM4チップセットを搭載する製品ではApple Intelligence対応が行われるため、渋々16GBを標準とする方針変更を行ったものと考えられています。

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