AOCから49inch曲面ディスプレイが発表されました。性能は120Hz動作とFree Sync Premium Pro対応しており、解像度は5120 x 1440、USB-Cハブやキーボードセレクターを搭載する高機能ディスプレイとなっています。
ゲーミングにも、在宅勤務にも使える万能ディスプレイ
AOC Agon AG493UCXでは、1.8mの曲率半径を持つ49inchのVA液晶を搭載しています。アスペクト比は32:9で、27inchのWQHDディスプレイを横に二枚並べた大きさになっており、解像度は5120 x 1440になっています。ピーク輝度は550nits、3000:1のコントラスト比で視野角は上下178°となっています。画面の応答速度はMPRTは1ms 、GtGは4msとなっており、リフレッシュレートは可変で最大120HzとなっておりAMD’s FreeSync Premium Proにも対応しています。
その他の性能面ではVESA DisplayHDR 400まで対応しており、HDR10にも対応しています。色再現性はsRGPに対して121%、DCI-P3とAdobe RGBに対しては90%対応しています。
このAgon AG493UCXの主な用途はゲーミング用モニターとなっているため、その他機能として内蔵FPSカウンターやクロスヘアーオーバーレイなどを搭載しています。
入力端子は、2つのDisplayPort 1.4、2つのHDMI 2.0、USC-C(65W出力対応)となっており複数のコンソールやPC、ラップトップなどの接続が可能となっています。また、モニターにはUSB 3.1ハブ機能が搭載されており、USB-C端子をアップストリームとして利用します。
ゲーミング用途以外に使える機能としてはキーボードセレクター機能を内蔵しており、複数のPC間で操作の切り替えが簡単に出来ます。また、Picture in Picutreモードでの切り替えにも対応しています。
仕様一覧
- 49inch 1800R曲面VAディスプレイ
- 解像度5120 x 1440、32:9 アスペクト比
- 応答速度4ms GtG 、1ms MPRT
- 最大120HzのリフレッシュレートとAMD FreeSync Premium Pro対応
- 最大550nitsのピーク輝度
- DisplayHDR 400対応
- 121% sRGB、90%のAdobe RGBとDCI-P3色再現度
- チラつき防止モードとブルーライトカット機能
- ステレオ5W スピーカー
- Picture in Picture対応のHDMI 2.0とDisplayPort 1.4 入力を2系統ずつ搭載
- 3ポートUSB 3.1 ハブ機能内蔵とUSB-C入力 (DisplayPortと排他)
- キーボードセレクター機能内蔵
- 最大100 mmの高さ、-3.5、13.5°の上下角度、-15.5/15.5°スイブル調整機能内蔵
Agon AG493UCXでは27inchのWQHDを横に2画面並べたのと同等の大きさのある横長ディスプレイであると同時に120Hzまで対応しているため、ゲーミング用途ではフライトシュミレーターからCall of DutyなどのFPSゲームまで幅広いタイトルで最適なプレイが出来そうです。
また、在宅勤務など仕事で使用する際にもこの横長ディスプレイではエクセルシートでの作業や書類の確認作業など多くのファイルを同時に見る必要がある作業に最適なため、オールラウンドで利用できるディスプレイとなっています。価格は$999となるため、WQHDディスプレイ2台を買った方が安上がりにはなりうる価格ですが、キーボードスイッチャやリフレッシュレートが120Hzまで対応するなど高機能である事は間違いないため、価格相応の性能を有していると考えられます。
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