AMD Zen 7 のデスクトップ向けは最大32コア構成に。ソケットはAM6に移行

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AMD Zen 7 のデスクトップ向けは最大32コア構成に。ソケットはAM6に移行

AMDは2028年以降にZen 7アーキテクチャーを採用するサーバー向けやデスクトップ、ノートPC向けCPUを投入すると言われており、既にサーバー向けのEPYCで採用されるZen 7の一部リーク情報が登場していましたが、今回新たにコンシューマー・デスクトップ向けで採用されるZen 7搭載CPUの一部リーク情報が登場しました。

Zen 7のサーバー向けに関しては3D Coreと言う構造を採用し、CPUコアとL2キャッシュを含んだチップレットとL3キャッシュのみ搭載したチップレットを重ねて1つのCPUとして機能する先進的な構造が採用されていますが、デスクトップ向けではコストの問題から従来通り、CPUコアとL2、L3キャッシュを1つのチップレットに搭載した製品になるとのことです。

ただ、性能は3D Coreを採用した製品と同等レベルになるとのことで、3D Core採用製品よりCPUコアはより高い電圧そして動作クロックで動くとのことです。また、3D V-Cacheを備えたモデルも用意される見込みで、これらのモデルでは過去の3D V-Cacheモデルと同じく、L3キャッシュ全体の容量も大容量化される見込みです。

コア構成は各チップレットに16コア備え、これらを最大2基搭載することで、CPU単体で32コア構成になる製品も計画しているとのことで、Zen 5世代からは2倍、最大24コア構成になるZen 6からも33%増しと多コア化に舵を切るようです。

なお、デスクトップ向けに投入されるZen 7は2028年以降に登場するため、DDR6やPCIe Gen 6などにも対応すると見られており、これら変更に伴い新ソケットであるソケットAM6へ移行される可能性が高いとのことです。

AMDのZen 7に関しては、まだZen 6も発売されていない段階であるためまだまだ計画が変更される可能性は高いものの、コンシューマー向けで徐々にシェアを取り始めているAMDは性能面で手をこまねくことは無いようですのですので、今後も新世代化される度にCPU性能が大きく上がることが期待されます。

ソース

AMD Zen 7 AM6 Core Count Leak: INSANE Desktop Ryzen Specs!!! | Moore’s Law is Dead

https://www.youtube.com/watch?v=w6JBCsOtFs4

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