AMDのZen 6搭載APUの名称が判明。Sound Waveと言うコードネームであることがLinkedInプロフィールから判明
AMDでは2024年から2025年にかけてZen 5アーキテクチャーを搭載した複数のAPUを投入する計画で、既に明らかになっているモデルはStrixシリーズとKracken Pointになっています。この2つのAPUは共にCPUにはZen 5アーキテクチャーを採用し、GPU側にはStrixシリーズはRDNA 3.5アーキテクチャーで構成されるGPUコアを16~40コア搭載、Kracken Pointは最大8コア搭載すると言われています。
上述のAPUについては2025年上半期までにはすべて投入されると見られていますが、その先の2025年末から2026年に投入が予定されている次世代APUについてLinkedInの経歴から新製品情報を集めるリーカーが明らかにしています。
このLinkedInプロフィールによるとStrixとKrakenなどリークで明らかになっているコードネームのAPUが出ていますが、SarlakについてはStrix系の派生バージョンではないかと言われており、こちらはZen 5アーキテクチャーを搭載し、2025年上半期中に登場するため次世代モデルであはありません。
一方でSound Waveと言う系統が異なるコードネームがありますが、こちらがZen 6アーキテクチャーとRDNA 5を内蔵するAPUになると考えられています。
I/Oダイは今までのRyzenシリーズではノートパソコン向けに導入されたことはありませんでしたが、別のLinkedInプロフィールによると、Strix、Sarlak、KrackenのI/Oダイの開発を行ったという経歴が示されている人物が居たようです。
Strixについては上位のStrix HaloがI/Oダイ搭載になると言われていましたが、経歴によるとStrix Haloに限らず、すべてのモデルでI/Oダイを搭載するようです。
このI/Oダイの詳細はリークでもあまり出ていませんが、Zen 6アーキテクチャーのチップレット構造はRadeon RX 7900シリーズで採用されているNavi 31の様な2.5D構成のチップレットを備えると言われているため、もしかしたらこのStrixやKrackenでも似たようなチップレットが採用されるかもしれません。
ソース:gamma0burst
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