AMDがComputex 2024で次世代Ryzenを発表予定。Zen 5 Ryzen 9000シリーズの可能性が高め
AMDでは2024年下半期にZen 5アーキテクチャーを採用したデスクトップ向けとノートPC向けCPUの投入を予定していますが、2024年6月に台湾で開催されるComputex 2024にてAMDはZen 5搭載のRyzenシリーズについて正式発表を予定しているようです。
AMDではComputex 2024にて同社の新製品について基調講演を行う事は明らかにされていましたが具体的なトピックについては明かされていませんでした。
しかし、Computex 2024まであと2週間と言う事で同社がサイトを更新し、講演内容が『次世代の高性能PC、データセンター、AIアクセラレーター』について発表する事が明らかにされました。
この次世代の高性能PCは恐らくZen 5アーキテクチャーを採用するデスクトップ向けCPUのRyzen 9000シリーズを指し、データセンターは同アーキテクチャーを採用するEPYCシリーズ、そしてAIアクセラレーターはXDNA2エンジンを搭載するRyzen AI 100シリーズ(Strix Point)の事を指していると見られています。
なお、AMDではZen 4アーキテクチャーを採用するRyzen 7000シリーズもComputex 2024で発表を行い、その約3か月後の2022年9月27日に発売を開始しているため、同様にRyzen 9000シリーズも9月ごろ発売される可能性が高いと言えそうです。
Zen 4搭載のRyzen 7000シリーズからもう間もなく2年が経過するため、AMDのZen 5アーキテクチャーを採用するRyzen 9000シリーズもいよいよ発表が迫ってきているようでどのような仕様、性能になるのか期待が集まります。
噂ではアーキテクチャーがZen登場時並みに刷新されるとも言われており、ワークロードによってはIPCと全体的な性能含めて大きく向上すると言われているためZen 3以前からの乗り換えはもちろん、Zen 4からの乗り換えもしたくなるような性能なのか注目が集まります。
また、デスクトップ向け以外では内蔵GPU性能を大幅強化したRyzen AI 100シリーズ(Strix Point)やStrix Haloも気になるところですが、このCPU(APU)は2024年末以降に登場すると言われているため、ここでは概要の発表だけに留まるかもしれません。
AMD at Computex 2024 | AMD
https://www.amd.com/en/corporate/events/computex.html#overview
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