AMD Ryzen 7 7800X3Dなどの価格が高騰中。世界中で在庫がなくなり始める
AMDは現行のRyzen 7 7800X3Dの後継モデルにあたるRyzen 7 9800X3Dを2024年10月25日に発表し、その後11月上旬に発売すると言われています。この後継モデルがまもなく発売されることに伴い、Ryzen 7 7800X3Dが世界各国で品薄になると同時に、販売価格の大幅な値上がりが見られるようになっているようです。
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AMDのRyzen 7 7800X3Dは海外では$449、日本では71,800円で発売されていましたが、発売後に徐々に価格は落ち着き、海外では$400程度に、日本でも5万円を下回るくらいの販売価格に設定されていました。
しかし、Ryzen 7 7800X3Dの後継モデルにあたるRyzen 7 9800X3Dの発売が迫っているため、世界各国では在庫が極端に減少し始めているのか、海外では定価からは1.6倍、最安値からは1.75倍程度の$700で販売されているほか、日本でも2024年10月13日時点での最安値は71,980円と発売時の価格を上回る状態にまで値上がりしています。
Ryzen 7 7800X3Dは人気が非常に高いCPUとなっている一方で、あまり人気が高くないRyzen 9 7900X3DとRyzen 9 7950X3Dは、Ryzen 7 7800X3Dに比べて値動きが小さい状態でしたが、9月に入り始めてからこちらも値上がり傾向となっており、今後も値上がりすることが予想される状況になっています。
なお、AMDでは2024年11月にもRyzen 7 7800X3Dの後継モデルとなるRyzen 7 9800X3Dの発売を予定していますが、価格がRyzen 7 7800X3D並みで発売されるのか、それとも値上げされるのかなどは定かではありません。ただ、ゲーミング性能においてIntel Arrow Lake-S（Core Ultra 200S）を超えることは確実で、ライバルがいないことから、Ryzen 7 7800X3Dで設定されていた$449、日本円で71,800円に対して、上乗せされた価格になる可能性は十分にあると言えます。そのため、Ryzen 7 7800X3Dの性能に満足している場合は、このモデルを購入しておいても良いかもしれません。
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