AMDがRyzen 200シリーズを投入へ。中身はHawk Pointのリフレッシュ品
AMDは、Intel Core Ultra 200シリーズに対抗するため、Zen 5とRDNA3.5を内蔵したAPU「Ryzen AI 300」シリーズを2024年7月末に投入し、今後登場すると言われているStrix Haloなどの次世代製品からは、このRyzen AIに3桁の数字を付与する型番が主流になると見られていました。
しかしながら、IntelがRaptor Lake RefreshをCore 100またはCore 200シリーズとして投入することを意識し、AMDは2023年に投入されたHawk Point世代となるRyzen 8040シリーズのリフレッシュ版を「Ryzen 200シリーズ」として投入することが明らかになりました。
AMD Ryzen 200シリーズのベースは、2023年に発売されたHawk Point APU(Ryzen 8040シリーズ)であり、最大8コアのCPUと最大12コアのRDNA3内蔵GPUを備えるモデルですが、NPUは最大16 TOPsのため、Copilot+には対応していません。
Ryzen 200シリーズにリフレッシュされる際には、この基本的な構成を踏襲しつつ、動作クロックの向上などで性能を若干向上させると見られていますが、上述の通り、NPUはCopilot+に対応できないため、Strix Pointに付けられている「Ryzen AI」は付けられず、「Ryzen」と名付けられるようです。
なお、このRyzen 200シリーズの投入予定は、Strix Pointをミドルレンジ向けに変更した「Krackan Point」や、GPU性能を大幅に向上させた「Strix Halo」と共に、2025年1月に計画されているようです。
金猪升级包 | Weibo
コメント
コメント一覧 (2件)
IntelよりもAMD派ではあるけれど、AMDの命名規則だけはクソだと思う
AMDはまだ市場占有率が低いし最大占有率のIntelをみながら名称とか決めないといけないから仕方ない。
個人的にはわかりやすい名称であることを望む。
安く市場にでてくるといいなぁ。