AMDでは2022年8月29日にZen 4アーキテクチャーを搭載するRyzen 7000シリーズを発表、その後9月15日に発売がされると言われていましたが、最新の情報によるとこの発売日が9月27日に延期されたようです。
2022年9月に発売されるRyzen 7000シリーズ
AMDでは2022年5月に開催されたCOMPUTEX2022にてZen 4アーキテクチャーを搭載するRyzen 7000シリーズの概要と2022年秋に発売する事を発表しましたが、その後にリーク情報で発売される各モデルの詳細や価格は2022年8月29日に行われ、2022年9月15日に発売がされると7月から言われていました。
しかし、新しいこの発売日についてAMDでは2週間延期する事を決めたという事が情報が中国メディア経由で出現しているようです。
Ryzen 7000シリーズは2022年9月27日発売へ。同日にIntel Raptor Lake-Sが発表・・・
AMD now rumored to launch Ryzen 7000 series on September 27th – VideoCardz.com
中国のメディア、MydriversによるとAMDではRyzen 7000シリーズおよび600シリーズチップセットについて各マザーボードメーカーやパートナー企業に対して2022年9月15日に発売することを発表していましたが、AMDでは当初の計画より2週間遅くなる2022年9月27日(火)へ発売する計画に変更したようです。
2022年9月27日と言うと偶然にもIntelの第13世代CPUであるRaptor Lake-Sが発表される計画があり、AMDではRaptor Lakeの話題を掻き消す為に発売日を意図的にずらした可能性があります。
一方で、Intelの発表会とは関係なしに、AMDの2022年Q3は9月24日に終わるため、2022年Q4決算で高い売上高と利益率を叩き出すため発売日をQ4に入る2022年9月27日に移動させた可能性もあるようです。
なお、Ryzen 7000シリーズの発表については依然として8月29日に計画がされているようで、この時に発売されるモデルの仕様やパフォーマンスに関する詳細、そして発売日と価格が明らかにされると見られています。
AMDのRyzen 7000シリーズについて性能や価格がRaptor Lakeに対してどれだけ競争力があるのか不明な所も多いですがAMDがRaptor Lakeの発表日に被せれば本来はテック系記事の一面で話題にしてもらた発売日後のレビューなどをIntelの発表に取られるリスクもあるためあまり意味のある動きのようには感じられません。そのため、決算など経営的な事情から発売日をずらしたという線が個人的には濃厚なように感じます。
ちなみに、AMDではRyzen 7000シリーズの発売を”Fall”=秋と発表をしていましたが、天文学的に言うと2022年の秋は9月23日から始まるようです、
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