AMDがソケットAM4向けにRyzen 5000XTシリーズを投入予定。7月から発売へ

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AMDがソケットAM4向けにRyzen 5000XTを投入予定。発売は7月でAM5との併売は続く模様

AMDのソケットAM4は2016年秋ごろに初めて登場し、一般的に使われるようになったのはRyzen 1000シリーズが登場した2017年ごろで、すでに販売開始から7年以上が経過し、2022年には後継のソケットAM5も発売されています。

しかし、AMDはこのソケットAM4並びにZen3 CPUアーキテクチャはまだまだ使えると考えているのか、Computex 2024にZen 5アーキテクチャ搭載のRyzen 9000シリーズと共にRyzen 5000XTシリーズを2モデル投入することが明らかになりました。

この2モデルはRyzen 9 5900XTとRyzen 7 5800XTで、前者はCPUコアを16コア搭載し、キャッシュ容量は72MBで、動作クロックはRyzen 9 5950Xより100 MHz低い、最大4.7 GHzに設定されています。

後者のRyzen 7 5800XTは8コア構成で、キャッシュ容量は36MBでRyzen 7 5800Xと同じ構成です。しかし、動作クロックは4.7 GHzから4.8 GHzに引き上げられています。

価格はRyzen 9 5900XTが$359で日本円では6万円前後、Ryzen 7 5800XTが$249で4万円前後と発売すぐはかなり高価な設定になりますが、発売後の値下がりも激しいものになると予測されるため、ソケットAM4を使いながら性能向上を図りたいユーザーには最適な選択となるかも知れません。

発売予定は2024年7月で、Zen 5アーキテクチャーを搭載するRyzen 9000シリーズとほぼ同じタイミングで登場することになります。

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ソケットAM4は発売されてもう7年以上が経過しているとともに、Zen 3アーキテクチャーを搭載したCPUも2020年の発売から3年以上が経過しています。それでも新製品を毎年のように出しているので、エントリー向けとしてはある程度需要があるのかも知れません。

実際に、性能的には最新のAAAタイトルのゲームでも8コアのZen 3 CPUであれば不自由なく動作するため下手したら2025年までAM4対応製品は現役でリリースされ続けるかも知れません。

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