AMDがソケットAM5を最低でも2026年までサポートする事を明らかに。マザボ乗換なしにZen 6まで対応?
AMDのCPUソケットは非常に長寿であることが知られており、現在最新鋭のソケットAM5の先代ソケット、AM4では2016年に登場したZenアーキテクチャー搭載CPUであるRyzen 1000シリーズから投入され、2022年にソケットAM5対応のRyzen 7000シリーズが登場するまで、5年以上、4世代も最新CPUをサポートし続けました。
AMDではこのソケットを長く使うという方針はソケットAM5でも変えていない様で、AMDのウェブセミナーである『AMD Meet the Experts』にてソケットAM5は最低でも2026年までサポートする事を明らかにしました。
『AMD Meet the Experts』セミナーではAMDのソケットAM5に関するロードマップが示された様で、この中でAMDでは2023年はZen 4 + RDNA 3搭載のRyzen 7000シリーズCPUを発売し、2024年にはZen 5 + RDNA 3.5を搭載するRyzen8000シリーズCPUを発売する事をロードマップ上で明らかにしています。
しかし、ポイントではAMDではソケットAM5については毎年登場する新CPUや新GPUアーキテクチャーの対応を視野に入れた開発がされており、少なくとも2026年までに登場する新CPUはソケットAM5への対応が行われると明記されています。
Zen 4+RDNA 3搭載のPhoenix APUがデスクトップ向けにも登場?
なお、このスライドの中ではZen 4 + RDNA 3の構成が2023年に登場すると記載されていますが、すでに登場しているデスクトップ向けRyzen 7000シリーズはZen 4 + RDNA 2になっています。そのため、2023年にノートPC向けですでに発表がされているPhoenix APUがデスクトップ向けにも登場すると見られています。このPhoenix APUについては、内蔵GPU性能は1080p低画質程度であれば多くのゲームがプレイ可能となっており、デスクトップ向けでは使える電力が多くなっていることからより高いパフォーマンスが期待できるAPUになっています。
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