NUCについてはエントリーモデルからゲーミングPCに匹敵するハイエンドモデルまで幅広く展開されていますが、今後Intelから登場予定のAlder Lake-SとXe-HPG DG2を搭載するNUC12に関するリークが出現しました。
Xe-HPG DG2を搭載するNUC12が登場予定
Intel NUC 12 Enthusiast to feature Alder Lake and DG2 GPUs with DisplayPort 2.0 support
Intelでは2021年末頃にAlder Lake-S、2022年初旬には初のディスクリートGPUであるXe-HPG DG2のリリースを控えていますが、Alder Lake-SとXe-HPG DG2を搭載したNUC12 Enthusiastモデルに関する情報がリークとして出現しました。
Alder Lake-S Core i7+16GB Xe-HPG DG2が最上位モデルに
リーク元は中国のWeiboから出現しており、NUC12 Enthusiastではまず3つのモデルが登場するようです。最上位モデルがCore i7と16GBのVRAMを搭載するXe-HPG DG2、その下のモデルがCPUはCore i7、GPUが12GB VRAM搭載モデルに変わり、エントリーモデルではCore i5と8GBのVRAMを搭載するXe-HPG DG2になります。ちなみに、仕様表には明確にXe-HPG DG2とは記載されていないものの、Discrete Graphicsの対応インターフェイスにDisplay Port 2.0対応と記載があります。このDisplay Port 2.0はRTX 3000シリーズやRadeon RX 6000シリーズではサポートされていない事からXe-HPG DG2であると見られています。
また、全モデル共通でDDR4-3200メモリーが最大64GBまで搭載が可能となっています。Alder Lake-SではDDR5およびDDR4に対応しますが、NUC12ではDDR4対応となるようです。また、M.2スロットが2つ搭載され、1つはPCIe Gen4対応NVMe用スロット、もう1つはPCIe Gen3またはSATA3 SSD用となります。
その他のインターフェイスとしては、Thunderbolt 4や2.5Gbit Ethernet、WiFi6Eなど最新鋭の規格に対応しています。
なお、電源については19V 230Wまたは330Wのものが必要になっており220Wを選ぶか330Wを選ぶかは選択するGPUの種類によって変える必要がありそうです。
Xe-HPG DG2が登場すれば、ゲーミング用のNUCもすべてIntel製品で固められるため、CPUやGPUの冷却機構やレイアウトなどの自由度は飛躍的に高まると考えられます。そのため個人的にはNUC12 Enthusiastでは今までに無いぐらいコンパクトな筐体デザインで登場するのでは無いかと思います。
仮にリュックに入るぐらいの大きさで登場すれば出張先のホテルや友人宅でも本格的なPCゲームができるので多少高くても発売日に買ってしまう気がします・・・
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