重さ58kgのGPUにも耐えられるPCIeソケット搭載マザーボードがGIGABYTEから登場

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重さ58kgのGPUにも耐えられるPCIeソケット搭載マザーボードがGIGABYTEから登場。

ここ最近のグラフィックカードは性能向上に伴いGPUクーラーの大型化が進んでいる状態で、GeForce RTX 4090の一部モデルはグラフィックカード単体で2kgを超えるような重さを持つようになってきています。そのため、グラフィックカードを通常通りPCIeスロットに刺しているとグラフィックカードが自重に耐えられず反り返る現象が起きたり、グラフィックカードを付けたまま輸送すると過度な負担がかかりPCIeスロットやグラフィックカード側のロッキングタブ折れたりすることがあります。

そのため、GIGABYTEでは年々重量増を記録している重量級グラフィックカードに対応するため、重さ最大56kgまで耐えられるPCIeスロットを搭載した『GIGABYTE B650E AORUS Pro X』をComputex 2024で展示することが明らかになりました。



この『GIGABYTE B650E AORUS Pro X』にはUltra Durable PCIe Armorと呼ばれる補強されたPCIeスロットを備えているのですが、このUltra Durable PCIe Armor自体は既に販売されている一部のGIGABYTE製マザーボードに備えられた機能の1つになっていますが、具体的に何kgまで耐えられるかと言った数値などは明らかにされてきませんでした。

しかし、Computex 2024で展示予定の『GIGABYTE B650E AORUS Pro X』では成人男性の平均体重に近い最大56kgまでの重量に耐える事が可能な補強が施してあるとのことで、現行のGeForce RTX 4090はもちろんの事、次世代グラフィックカードのGeForce RTX 5090にも確実に耐えられる事になります。(RTX 5090のGPUクーラーは小型化する噂がありますが)

ただ、この『GIGABYTE B650E AORUS Pro X』のUltra Durable PCIe Armorについてはマザーボード側のPCIeスロットを破損から守る事は出来ても、実際に50kg近い荷重がかかった場合は先にグラフィックカードが湾曲または基板に亀裂が入る可能性が非常に高く実使用で役に立つかは疑問が残る仕様と言えます。特に、多くのユーザーは30万円以上するグラフィックカードが壊れるぐらいなら、PCIeスロットからグラフィックカードが抜けるか、スロットごと脱落し、グラフィックカードを守ってほしいと考えると思うので果たしてこの頑丈なPCIeスロットがどのような役に立つのか気になるところです。

なお、このUltra Durable PCIe Armorそ備えるGIGABYTE B650E AORUS Pro XはComputex 2024で展示されると言われていますので、もしかしたら56kgの重量に耐えられる事を示すライブデモンストレーションも披露されるかもしれませんので注目です。

コメント

グラフィックカードの重量が増えているのは事実なのですが、50kgまでの耐久性を持たせる意味はあまりなく、単なるマーケティングのための機能の様に感じます。ただ、実際に56kg耐えられる様子を示したライブパフォーマンスをComputexか、仮にライブパフォーマンスがなくても海外のYoutuberが検証すると思うので話題を集めるというためには良い機能かもしれません。

ソース

為 AMD 新一代 Ryzen 處理器做準備,GIGABYTE B650E AORUS PRO X USB4 主機板搶先看 | Benchlife

https://benchlife.info/gigabyte-b650e-aorus-pro-x-usb4-motherboard-for-ryzen-9000-series

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