IntelではAlder Lake-S CPUを採用したワークステーション向けCPU、Xeonを近々リリースする予定としていますが、欧州の量販店にてAlder Lake-S世代のXeonに対応したW680マザーボードが出現しました。
Alder Lake-Sのワークステーション向けCPU W-1400対応マザーボードが出現
IntelではAlder Lake-Sに対応したコンシューマー向けCPUをエントリーのCeleronからハイエンドのCore i9までリリースをしていますが、コンシューマー向けのモデルがすべて発売された事からワークステーション向けCPUであるAlder Lake世代のXeon W-1400シリーズも間もなく発売がされると見られています。
そんな、Xeon W-1400シリーズですが、欧州の量販店にてこれらのCPUに対応するW680マザーボードが発売されている事がMomomo_US氏によって発見されています。
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— 188号 (@momomo_us) February 3, 2022
価格は約4万円で既にドイツなどで発売中の模様
販売がされているのはドイツに拠点を置きサーバー向けパーツも取り扱うSonaとベルギーに拠点を置くAhead-ITで共にSuperMicro社製のW680マザーボードが3機種ほど取り扱い開始がされています。
価格は最高値は491.61ユーロ、日本の税込み価格で換算すると約5.8万円、最安値モデルは4.4万円ほどで販売が行われており、Sonaにおいては3から5日以内に出荷という事で既に発売が開始されている状態になっています。
詳細説明では、LGA1700と記載がされているため、Ice Lake Xeonでは無いのは確実でXeon W-1400である事が分かります。また、すべてのモデルではEECをサポートしているとの事です。
SonaやAhead-ITではW680マザーボード用に1Uラックサイズまたは2UラックサイズのCPUクーラーも発売されていますが、この中には何故か『X13 Intel Eagle Stream Platform』と記載がされています。
Eagle Streamはデータセンター向けとなるSapphire Rapidsなどで採用されるマザーボードのため、誤記の可能性もありますがもしかしたら、DDR5とPCIe Gen5.0に対応するマザーボードにはEagle Streamと言う総称が付けられる可能性もあります。
どちらにせよ、Xeon W-1400については登場が非常に近い事だけは明らかと見られています。
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Xeon W-1400については2021年4月頃には2021年中に登場と言うリークが行われていましたが当初の予定に比べると大幅に遅れているようです。ただ、マザーボードが量販店で販売or掲載されているという状態になっているという事は発売については秒読み段階と言うのは確実であるため、もしEEC機能が付いたAlder Lake-Sが欲しいという方はもう少しの辛抱のはずです。
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