2022年1月27日に発売が開始される予定のエントリー向けグラフィックスカード、NVIDIA GeForce RTX 3050ですが、日本のAmazonで一時的に価格情報が掲載されていたようです。
定価は249ドルと発表されているGeForce RTX 3050
NVIDIAはCES2022にてエントリー向けのグラフィックスカードであるGeForce RTX 3050を発表しました。このRTX 3050はRTX 3060と同じGPUコアであるGA106を搭載しますが、CDAコアは2560基に減らされており、VRAM容量は8GB、バス幅は128-bitなどエントリー向けに価格を抑えるためにスペックが落とされたモデルとなっています。
一方でTDPは130Wとなり、エントリー向けモデルとして扱いやすい消費電力になっており、価格はメーカー希望小売価格249ドル、日本円では4万円が定価となりそうでした。
今回、そんなRTX 3050が日本のAmazonにて一時的に販売がされており、価格情報が判明しました。
最も廉価なモデル、玄人志向のRTX 3050が50,138円で登場
GeForce RTX 3050が掲載されたのは日本のAmazonで、モデルは玄人志向のGALAKURO GAMINGモデルとなっています。このRTX 3050は1月15日午前4:30頃から同日20:00頃まで販売がされていたようですが、1月16日現在ではすべて売れてしまい、入荷時期未定の表示になっています。
価格については、Amazonが販売元のモデルが50,138円という事で、恐らく1月27日以降にTSUKUMOやパソコン工房、ドスパラなどで販売される玄人志向のRTX 3050も5万円ぐらいになると見られています。
なお、GALAKURO GAMINGは一般的にはASUSやMSI、GIGABYTEから発売されるモデルより廉価な価格設定がされている傾向にあります。そのため、玄人志向から発売されるRTX 3050の5万円と言う価格が最低価格となり、他のモデルでは5万円から6万円前後の価格が付けられて販売されるのでは無いかと見られています。
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日本のAmazonがフライングだったのかは不明ですが、販売元がAmazonという事でRTX 3050については5万円が最低価格になる事がほぼ確定と言ったところでしょう。5万円というと、同じく玄人志向のGALAKURO GAMINGシリーズのGTX 1660 Tiが49,500円で販売されているため、GTX 1660 Tiとほとんど同じ価格帯でRTX 3050は販売されるようです。
RTX 3050のパフォーマンスがどれほどのものか分かりませんが、+1万円以内でRTX 2060 12GBの(GALAKURO GAMING)を購入する事ができるので価格差を考えると少々微妙な立ち位置となりそうですね。RTX 3050に対してRTX 2060 12GBはCUDAコアの数では劣っていますが、バス幅は128-bitに対して192-bitのため、負荷が高いゲームではRTX 2060 12GBの方が高いパフォーマンスを発揮しそうな気がします。ただ、こればかりはベンチマークなどを見ないと分かりません。
コメント
コメント一覧 (2件)
廉価でその値段って、同じく廉価の3060買った方がマシじゃね?
この性能で5万円オーバー?あと1万円プラスで3060が買える。
4万円台であれば「仕方無し」としても購入に踏み切れるけど、5万円以上となると3月辺りに登場予定のIntel製を待っても良いか…と言う気分になってしまうなあ。