NVIDIAのGeForce RTX 50 SUPERシリーズについて、3GB GDDR7を採用する各モデルの投入が早くても2027年初頭のCES 2027になるとの見方が示されました。あわせて、現行8GBのRTX 5060を12GB化した「RTX 5060 SUPER」が新たに加わる見通しです。
RTX 50 SUPERに5060 SUPER追加。投入は早くてCES 2027か
RTX 50 SUPERは現行RTX 5000シリーズのVRAMを増やすリフレッシュ版で、2025年11月以降は目立った続報がなく、メモリ不足と価格高騰を背景に投入の無期限延期も伝えられていました。数日前には3GB GDDR7の調達目途を背景に開発が再開されたと報じられており、今回はその続報としてラインアップと投入時期に関する情報が出てきた形です。
5060 SUPERを新規追加、上位は据え置き
台湾のBenchlifeによるとRTX 5080 SUPERが24GB、RTX 5070 SUPERが18GBで、いずれも従来伝えられていた構成から変更はありません。これに加え、現行で8GBモデルのみのRTX 5060を12GB化した「RTX 5060 SUPER」が新たに追加されるとされています。各モデルとも1個あたり3GBのGDDR7モジュールを採用し、バス幅を変えずにVRAM容量のみを引き上げる仕組みが取られる見通しです。
投入は早くてCES 2027か
投入時期そのものは確定しておらず、2026年内とみる向きも残っています。ただ、3GB GDDR7の供給を前提にすると、現実的な登場は早くて2027年初頭が有力視されているようです。NVIDIAは2026年6月のComputex 2026でも新たなGeForceデスクトップ向けGPUには触れておらず、当面の投入をうかがわせる動きは見えていません。
この時期に現実味があるのは、次世代GPUがいずれも遅れているためです。後継のRTX 6000シリーズは量産が2028年以降にずれ込むとされ、競合のRDNA 5も早くて2027年中盤、ずれ込めば2028年初頭との見方が出ています。次世代までの間隔が長くなる分、その間をつなぐリフレッシュを差し込む余地が生まれている格好です。
ただ、増えたVRAMは値上げを伴う公算が大きく、過去のSUPERのようなコスパ改善は見込みにくい状況です。VRAM不足を理由に買い替えを待つ場合でも、増量版の登場は依然として先で、しかも割高が見込まれます。現行モデルで足りるなら、無理に待つ意義は小さいといえそうです。

