Windows 11にインターネット速度計測機能が実装へ。ただしBingへ飛ばす仕様

目次

Windows 11にインターネット速度計測機能が実装へ。ただしBingへ飛ばす仕様

Microsoftは将来的に投入されるWindows 11の機能を先行体験できるInsider Previewにて設定画面のUI変更などが実装されることが明らかになりましたが、このUI変更に伴いこれまでサードパーティーのウェブサイト(fast.comなど)に頼らざるを得なかったインターネットの速度テストが、OSから直接実行できるように変更されるようです。ただ、一件便利そうなこの機能ですが、Microsoftの自社検索エンジンであるBingを使わせるための手段の1つとして活用されるようです。

タスクバーからワンクリックで速度テスト。

Windows Insiderの新機能をデータマイニングなどを通じて検証しているphantomofearth氏によると、Microsoftは近いうちにタスクバーのネットワークアイコンを右クリックまたはクイック設定パネルから「速度テスト」ボタンが表示されるようになるとのことです。これにより、fast.comやspeedtest.netなどをブラウザー経由で開く必要がないなど利便性が一定程度向上しています。

ただ、この「速度テスト」はOSに統合された機能ではなく、デフォルトのブラウザー経由で、Microsoftの検索エンジン「Bing」の速度テストページにリダイレクトされる仕様とのことです。そのため、実態としてはBingへのショートカットと言う位置づけで動作する仕様になっています。

なお、この速度テスト含めた機能はInsider Previewビルド(26220.6682および26120.6682)に含まれており、今後はWindows 11 25H2の正式リリースかそのあとまもなく登場すると考えられ、比較的早い段階で一般ユーザーにも展開されると予想されています。

著者情報

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
自作PC歴は10年以上、加えて経済やマーケティングなどの知識もあるため、これらを組み合わせて高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。
プロフィールはこちら

コメント

コメントする


目次