GeForce RTX 5070が8万円台前半まで値下がり
NVIDIAのGeForce RTX 5070はアッパーミドルレンジモデルとして、2025年3月5日に発売されたものの発売当初は定価が108,800円とかなり高めに設定されていた他、グラフィックカードも品薄状態であったため実売価格は11万円から12万円ほどで販売されていました。しかし、既に品薄が解消しているほかRTX 5070 SUPERの噂もちらほら出ているためなのか、RTX 5070の販売価格が過去最安値とも言える8万円前半にまで下がっています。
RTX 5070が83,980円で販売中。RTX 4070の最安値水準に迫る


Palit NE75070019K9-GB2050S (GeForce RTX 5070 Infinity 3 12GB) | ドスパラ
値下がりが記録されているのがドスパラで販売されているPalit製のGeForce RTX 5070 Infinity 3 12GBで、2025年9月8日時点では83,980円で販売されています。
同モデルは発売当初はRTX 5070に設定された定価の108,800円で販売されていましたが、そのあとは毎月3000~6000円ほどの値下げが7月まで行われていました。しかし、価格が85,800円に達してからは1カ月近く値下げが行われていませんでしたが、再び1820円値下げが行われ、現在の83,980円と言う価格に落ち着いています。

このRTX 5070の現在価格である83,980円は先代のRTX 4070の終売までに記録された最安値である83,000円に迫る価格に達しており、RTX 5070の性能に加え、インフレや円安などを考慮するとコストパフォーマンスは非常に高いことは確実であり、特に2世代前のRTX 3070やRTX 3060 Tiからの乗り換えには最適な状況と言えそうです。
GeForce RTX 5070 SUPERの存在もあるため、注意が必要
お買い得感が増しているGeForce RTX 5070ですが、購入を検討する上で注意したいのが、リフレッシュモデルにあたる「GeForce RTX 5070 SUPER」の存在です。
GeForce RTX 5000 SUPERのリーク情報が登場。現行モデルの一部は10月に生産終了?
このモデルは2025年末から2026年初頭の発売が噂されており、RTX 5070からCUDAコアや動作クロックが強化されることで、性能が約10%向上すると見られています。その性能はGeForce RTX 4070 Ti SUPERに迫る可能性があり、さらにVRAM容量も12GBから18GBへと増強されるとのことです。
そのため、RTX 5070のVRAM容量12GBに不安を感じる場合は、半年以内に登場が見込まれるRTX 5070 SUPERを待つという選択肢もあります。
ただし、RTX 5070 SUPERが登場する際には販売価格は再び定価に近い10万円前後で販売されると予想されます。また、価格が8万円台まで下がるのは次世代のRTX 6000知りずの噂が出始める2026年中ごろ以降になると考えられるため、これらの事柄も踏まえて、購入を判断するのが賢明と言えます。
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