Nintendo Switch 2 のバッテリー容量を1.5倍にする魔改造が登場。駆動時間は1時間以上伸びる

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Nintendo Switch 2のバッテリー駆動時間を魔改造で解決

2025年に発売されたNintendo Switch 2は、8インチ120Hz液晶ディスプレイや強化されたチップセットなど、多くの点で先代Nintendo Switchから順当な進化を遂げました。しかし、搭載されるバッテリー容量は5,220mAhに増量されたものの、強化されたハードウェアスペックにより消費電力が増加、結果的に駆動時間は期待されたほどの向上は見られず、ユーザーからは不満点の一つとして挙げられています。しかし、このバッテリー駆動時間について海外のYoutuberがサードパーティーの大容量バッテリーを搭載する魔改造を実施し、比較的安価に解決できることを明らかにしました。

バッテリー容量を1.5倍。価格は約6000円で実現可能

YouTubeチャンネル「naga」によって公開された動画では、Nintendo Switch 2の標準バッテリー(5,220mAh)を、1.5倍以上の容量を持つ8,000mAhのサードパーティ製バッテリーに換装するプロセスが詳細に紹介されています。

この大容量バッテリーはAlibabaグループが運営するオンラインマーケットプレイス「閑魚」などで、約6000~8000円で販売されており、サイズなどはNintendo Switch 2と似ているものの厚さが数mmほど大きいとのことで、バッテリーを保持する内部の金属フレームやシールドの一部を削り取るなどの加工が必要とのことです。ただ、この加工を施せば大容量バッテリーを内蔵し、問題なく背面パネルを閉じることが可能になります。

効果は絶大。Cyberpunk 2077の駆動時間は1時間以上延長

プレイ動画などは載せられていないものの、Cyberpunk 2077をハンドヘルドモードで動作した際の駆動時間も明らかにされており、純正バッテリーでは2時間18分ほど動画していたものが、8000mAhへ魔改造した場合には3時間25分ほどに延長しており、1時間以上ものバッテリー駆動時間延長が実現しています。なお、Cyberpunk 2077は負荷がかなり高いゲームになっているため、初代Nintendo Switchのタイトルなど負荷が軽いゲームであればより長いバッテリー駆動時間が期待できるようになっています。

なお、この魔改造はNintendo Switch 2本体を分解するほか、本体フレームの加工もしているためメーカー保証が無効になることがほぼ確実であるほか、8000 mAhのバッテリーも任天堂が保証していない仕様と品質であるため長期的に使った際の信頼性や安全性は未知数と言えますので、ハードウェアの分解などに詳しいユーザーで魔改造する勇気がある人でも慎重に検討した方がいいと言えそうです。

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『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
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