PlayStation 6 (PS6) ポータブル版のスペックも判明
ソニーは2027年に次世代ゲーム機にあたるPlayStation 6 (PS6)を現行PS5の後継として開発していますが、近年Steam DeckやNintendo Switch 2などハンドヘルド型デバイスの人気と需要が高まっていることを背景に、ソニーはPS6をベースにしたハンドヘルド型であるPS6 ポータブルと見られるデバイスを開発していることが過去に何度かリークされています。今回そんなPS6 ポータブル(仮称)に搭載されるチップセットの仕様などの情報が新たに登場しました。
リークはMoore's Law is Deadから登場しています。リークによるとPS6 ポータブルにはPS5やPS6と同じくAMDのAPUが搭載される見込みで、PS6と同じくPS5やPS4との後方互換性を有する設計になります。また、このAPUはCanisというコードネームで開発されており、TSMC 3nmを活用したモノリシックダイで開発されているとのことです。なお、他の主要なスペックは以下の通りになっています。
- CPU: Zen 6 アーキテクチャ (4コア)
- GPU: RDNA 5 アーキテクチャ (12〜20 CU)
- UDNAという名称になる可能性も
- GPUクロック: 1.6 ~ 2.0GHz
- メモリ: LDDR5x-7500+
- メモリバス幅: 128-bit
この仕様は2023年にAMDがソニーに対して提案した資料に基づいているため、一部仕様は変更されている可能性があるとのことです。ただ性能面ではラスタライズではPS5に対して半分ほど、レイトレーシングはRDNA 5化によりPS5の半分以上の性能を確保できる見通しとのことです。
PS5のゲームをそのまま動かすのは困難。ただし、最近追加された低電力モードに最適化されれば動く?
Moore's Law is Deadと繋がりがあるゲーム開発者へこのPS6 ポータブルは性能について聞いたところ、RDNA 5などグラフィックスアーキテクチャの進化は見られても、PS5より大幅に少ないCompute UnitによりPS5のゲームをそのまま動かすことは困難であると推察しています。ただ、PS5に関しては最近のアップデートで低電力モードと言う動作モードが追加され、これに最適化されていればPS6 ポータブルでの動作も可能と見られています。そのため、これから発売されたり、アップデートされるゲームに関してはPS6 ポータブルに比較的容易に対応することができるとのことです。
PS6 Early Leak: Brutal Price below PS5 Pro! | Moore's Law is Dead
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