2021年末までに発売が予定されているAlder Lake-Sですが、最新のリークによると2021年10月27から28に開催されるIntel Innovationにて発表され、その約3週間後の11月19日に発売がされるようです。
Alder Lake-Sの一部とZ690は11月19日発売
Alder Lake-Sについては、オーバークロックが可能なモデルであるKシリーズとKFシリーズのみが2021年末までにリリースされると言われていましたが、wccftechの独自ソースによるとKシリーズとKFシリーズとオーバークロックが可能なZ690マザーボードが2021年11月19日に発売されるとの事です。
また、発売の3週間ほど前にあたる2021年10月27日と28日に実施が予定されているIntelのイベント、『Intel Innovation』にてAlder Lake-Sの正式発表と発売日の告知が行われると見られています。
Alder Lakeについて
『Alder Lake-S』はIntelの第12世代Core CPUとなり、2021年現在発売中の第11世代Core CPUはデスクトップ向けは14nmを採用する『Rocket Lake-S』の後継モデルにあたります。CPUのアーキテクチャーは完全に刷新されており、CPUにはパフォーマンスに特化したP-Coreと効率に特化したE-Coreの2種類が搭載されるハイブリッドコアが採用されています。Rocket Lake-Sに比べてパフォーマンスが大幅に向上している一方で価格面では最大1万円でも1万円の値上げに留まる見通しとなっています。
2021年11月19日に発売されるモデルはオーバークロックが可能なK、KFシリーズのみとなっており、その他のモデルについては2022年1月初旬に開催されるCES2022以降に発売がされます。
今までのリーク情報などは以下のリンク先にまとめられています。
Z690マザーボードについて
Alder Lake-SではソケットレイアウトがLGA1700に刷新され、それに伴う新たなマザーボード対応する必要があります。それが、600シリーズマザーボードで、2021年11月19日にAlder Lake-Sと同時に発売されるのは600シリーズの中でも最上位モデルとなるZ690です。
Z690では、コンシューマー向けとしては初めてDDR5-4800に対応し、同時にPCIe 5.0にも初めて対応します。また、一部のマザーボードではDDR5非対応となる代わりにDDR4-3200対応モデルも発売されると見られています。
IntelではZ690の他にH670、B650、H610も用意していますが、これらのモデルはAlder Lake-SのK、KFシリーズ以外と同じく2022年1月初旬に開催されるCES2022以降に発売がされます。
Alder Lake-Sですが、アメリカで最もモノが売れる日であるブラックフライデー(11月26日(金))の丁度一週間前にあたっる11月19日発売という事で、噂段階ではあるものの確度は高いと考えられます。価格も既にリークされている通りRocket Lake-Sに比べて大きく値段は上がらないためWindows 11需要と相まって久しぶりの大ヒットCPUとなるかもしれません。
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