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AMD Ryzen 9000G はRyzen 8000Gのリフレッシュ版。Zen 4とRDNA 3をそのまま搭載

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AMD Ryzen 9000G はRyzen 8000Gのリフレッシュ版。Zen 5 CPUやRDNA 3.5 GPUは搭載されない見通し

AMDは、CPUに「Zen 5」、内蔵GPUに「RDNA 3.5」を搭載した最新APU「Strix Point」をノートPC向けに投入し、その高いグラフィックス性能からハンドヘルド型ゲーミングデバイスにも採用が拡大しています。これまでAMDはノートPC向けAPUをデスクトップ向けにも展開してきたため、このStrix Pointが「Ryzen 9000G」シリーズとして登場することが期待されていました。しかし、最新のリークによると、AMDはこの方針を見送る可能性が浮上しています。

PCパーツ関連のフォーラム「Chiphell」に投稿された情報によれば、デスクトップ向け「Ryzen 9000G」シリーズとして登場するAPUは、現行のRyzen 8000Gシリーズのリフレッシュモデルになる見込みとのことです。具体的には、CPUアーキテクチャーは「Zen 4」、内蔵GPUは「RDNA 3」のままで、大きな仕様変更はないとされています。そのため、性能面で現行モデルからの飛躍的な向上は期待できないようです。

Ryzen 9000G シリーズが近々登場。GIGABYTEのサポートページに出現

単なるリフレッシュモデルであれば「Ryzen 8050G」のような名称がユーザーにとっては親切と言えますが、既に一部のマザーボードメーカーのサポートページで「Ryzen 9000G」と言う名称が存在しています。そのため、AMDではRyzen 8000Gシリーズのリフレッシュ版を「Ryzen 9000G」という新しいシリーズ名で発売する可能性が高いと言えそうです。

Zen 5 + RDNA 3.5搭載APUは『Ryzen AI』として登場?

このRyzen 8000Gシリーズのリフレッシュが登場した場合、Zen 5+RDNA 3.5を搭載したStrix PointベースのAPUの行方が気になるところですが、一応AMDはStrix PointのリフレッシュモデルのGorgon Pointをデスクトップ向けに展開するとも噂されています。

AMDが Ryzen 9000G APUをデスクトップ向けに発売予定。16コアのGPU搭載で2026年初めに登場?

そのため、2025年はRyzen 8000GシリーズのリフレッシュモデルであるRyzen 9000Gを発売し、そのあと2026年以降にGorgon Pointを発売する可能性が高いと考えられます。また、このGorgon PointはCopilot+に対応するNPUを搭載していることから『Ryzen AIシリーズ』としてノートPC向けに展開されている新しいモデル型番などが付けられるものと考えられます。

ソース

[CPU] AMD下一代桌面APU什么时候会出? | Chiphell

https://www.chiphell.com/forum.php?mod=viewthread&tid=2729728&page=1&authorid=360776

この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
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