Google Pixel 10 Pro Fold はヒンジが薄型化。IP68防水にも対応?
Googleは2025年8月28日に次世代フラッグシップスマートフォンにあたるPixel 10シリーズを発売しますが、デザイン面など外観上の変更点はすべてのモデルで現行のPixel 9シリーズを踏襲するなど変更点が少なくなっています。しかし、この中で最上位モデルとなる折り畳み型スマートフォンであるPixel 10 Pro Foldに関しては大まかなデザインは現行のPixel 9 Pro Foldと同じになると言われていますが、折り畳み式スマートフォンで重要となるヒンジ部分の設計が大きく変更されることが明らかになりました。
Android HeadlinesによるとPixel 10 Pro Foldに搭載されるヒンジ部分は現行のPixel 9 Pro Foldに対して大幅に薄型化が行われるとのことです。これにより折り畳み時の本体全体の厚みが減少するほか、外側に位置するカバーディスプレイも現行の6.3インチから6.4インチへディスプレイの大型化が行われるとのことです。
また、このヒンジ設計の刷新により折り畳み式スマートフォンとしては世界初となるIP68等級の防水防塵性能にも対応する可能性があるようです。現在、発売されている折り畳み式スマートフォンの多くはIPX8など防水性能はありますが、ヒンジ部分の構造上、埃や塵などがヒンジに入り込み本体へダメージを及ぼすため防塵性能は低く、Galaxy Z Fold 6などはIP48など防水性能はあるものの、防塵性能は高くはありませんでした。
そのため、IP68となると「粉塵の侵入が完全に防護されている」ことを意味することになり、折り畳み式スマートフォンで弱点とも言われていたアウトドアでの使用に耐えうる性能を持つことになります。そのため、アウトドアで使う際に加え、日常的な使用においてもヒンジ部分に埃や塵が入り込み、ヒンジ部分の動作がギクシャクすると言った不具合の抑制が期待されることになるため、Pixel 10 Pro Foldが実際にこのIP68で登場すれば折り畳み式スマートフォン最大の弱点が克服されるモデルと言え、大きな注目を集めることになりそうです。
Exclusive: Google Pixel 10 Pro Fold Packs Slimmer Hinge, IP68 Rating | Android Headlines
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