GeForce RTX 5070 Ti が14万円を下回る価格まで値下がり。RX 9070 XT並みのコスパに?
2025年上半期のグラフィックカード市場はNVIDIAがGeForce RTX 4000シリーズの供給を2024年末ごろから停止したことがきっかけで、新たに発売されたGeForce RTX 5000シリーズ全般が供給不足に陥り、RTX 5070より上位モデルでは慢性的な品薄、そして定価を大きく上回る価格帯での販売が常態化していました。しかし、2025年5月以降は品薄は解消し、徐々に価格が下がり始め各モデルは定価かそれらを下回る価格帯での販売が行われるようになりましたが、この中でアッパーミドルレンジとして比較的人気があるGeForce RTX 5070 Tiについて定価を6%下回り、大台でもある14万円を下回る価格での販売が行われるようになりました。

ドスパラで販売されているPalit製のGeForce RTX 5070 Tiの定格モデルであるGeForce RTX 5070 Ti GamingProは発売当初は6月から入荷されたモデルですが、6月初めの価格は定価の148,800円を若干下回る146,800円で販売されていました。しかし、6月11日から定価よりさらに6%安値の139,980円での販売が行われるようになり、大台でもある14万円を下回る価格での販売が行われています。
Palit GeForce RTX 5070 Ti GamingPro-S 16GB| ドスパラ
GPU | 1FPSあたりのコスト | FPS | 販売価格 |
---|---|---|---|
Radeon RX 9070 XT | 1727円 | 74 | 127,800円 |
GeForce RTX 5070 Ti | 1771円 | 79 | 139,980円 |
NVIDIAのGeForce RTX 5070 Tiの競合モデルであるAMD Radeon RX 9070 XTはRTX 5070 Tiに近い性能でありながら安価な販売価格が評価され発売当初から品薄が続いましたが、RTX 5070 Tiが14万円を下回る価格での販売が行われていることから、徐々にRX 9070 XTの売りでもあったコスパは失われつつあります。
実際に販売価格ベースのコストパフォーマンスもRTX 5070 Tiに対してRX 9070 XTは3%程度しか優位性がない状態にりつつあります。そのため、より優れたレイトレーシング性能を持つことや対応ゲームが多いDLSSが使えることから直近でアッパーミドルレンジ帯のグラフィックカードの購入を考えている場合、GeForce RTX 5070 Tiはかなり良い選択肢になりつつあると言えます。
コメント
コメント一覧 (4件)
そして9070xtが値下げされる
この価格なら9070XTより5070Tiだよなぁ
性能も消費電力も70Tiの方がいいしDLSS4使えるのが本当に大きい
今までが高かったのでようやくメーカー希望小売価格に近づいたという段階だし、これで売れまくるという事は無いと思う。
値下がりしたら普通に強いよね緑