NVIDIAが GeForce RTX 5050 を7月発売で計画中。3年ぶりのエントリーモデルでGDDR7搭載も検討中

NVIDIAが GeForce RTX 5050 を7月発売で計画中。3年ぶりのエントリーモデルでGDDR7搭載も検討中

NVIDIAが2025年1月から発売しているGeForce RTX 5000シリーズは最上位モデルのRTX 5090からミドルレンジモデルのRTX 5060までを発売しましたが、NVIDIAはさらに追加で久しぶりのエントリモデルとなるGeForce RTX 5050を2025年7月に発売することが明らかになりました。

Videocardzによると、NVIDIAとAIB各社は新しいグラフィックカードの投入について計画しているとのことで、Videocardzの情報筋からGeForce RTX 5050が2025年7月めどで発売する計画が確認されたとのことです。

GeForce RTX 5050のスペックは2025年3月時点でリークされており、ノートPC向けのRTX 5050と同じく最廉価GPUダイのGB207 GPUを搭載し、CUDAコアは2560コア。メモリーはバス幅が128-bitでGDDR6を8GB搭載で消費電力は130Wと言うスペックで計画されています。ただ、台湾のBenchlifeによるとNVIDIAはRTX 5050のメモリーについてはノートPC向けで採用されているGDDR7化も検討しているとのことで、仮にGDDR7化が行われれば、RTX 5060と同じく448 GB/s程度とエントリーモデルとしてはかなり広い帯域幅を持つグラフィックカードになると考えられます。

このRTX 5050のスペックは2022年に発売された初代GeForce RTX 3050と似たスペックになっており、RTX 3050も2560コアのCUDAコア、128-bitでGDDR6 8GB、130Wの消費電力となっているためこのスペックで発売されれば2世代でどれだけクロック当たりの性能が向上したのかが確認できるモデルにもあると言えそうです。

なお、RTX 5050はNVIDIAが発売するエントリーモデルとしては2022年に発売されたRTX 3050ぶりで、発売されれば3年ぶりのエントリーモデルになるなど需要としてはかなりあるグラフィックカードになっています。

価格は現時点では不明ですが、2022年に発売されたRTX 3050は北米では$250、日本では39,800円で発売されたため仮に同じ価格で登場すれば1080pでeSports向けタイトルや画質を落としてAAAタイトルをプレイするには最適なグラフィックカードになると考えられるなど地味ですが、注目を集めるグラフィックカードになると言えそうです。

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