Nintendo Switch 2 はパッケージ版でもダウンロードが必要に? 大容量MicroSD Expressが必須に

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Nintendo Switch 2 はパッケージ版でもダウンロードが必要に? 大容量MicroSD Expressが必須に

2025年6月5日に発売されるNintendo Switch 2ではグラフィックス性能の向上に伴い、PlayStation 5 (PS5)やPCでリリースされていたゲームもほぼそのままの状態でNintendo Switch 2へリリースすることが可能になっています。しかし、この問題として各タイトルが求めるストレージ容量が大きくなる一方で、Nintendo Switch 2の内蔵ストレージは256GB、拡張するMicroSD Expressカードも現状は非常に高価で現実的に購入できる価格帯のものは現時点では容量256GBのものになっています。

そのため、多くのゲームを購入する場合はパッケージ版の方が利便性に優れる可能性がありましたが、どうやらNintendo Switch 2で用意されるパッケージ版であるゲームカートリッジについては種類がかなり少なく、多くのサードパーティー製タイトルでストレージへのダウンロードが必要となる『ゲームキーカード』を使う可能性が出てきているようです。

Arc System Worksのリークによると、任天堂が各社サードパーティー向けに用意している販売フォーマットは合計3つだけで、1つはニンテンドーeショップ経由のダウンロード版に加え、パッケージ版としては64GBのゲームカートリッジならびにゲームキーカードのみになっているとのことです。

しかし、物理パッケージ版として用意される64GBゲームカートリッジは、MicroSD Expressベースと言う構造から製造コストが非常に高く、1枚あたり約2400円にも達するとの情報もあります。加えて、タイトルによっては64GBという容量では収まりきらないケースも想定されるため、多くのサードパーティはコストを抑えられ、容量の制約も受けにくいゲームキーカード方式をパッケージ版として採用する可能性が高いと見られています。

実際に、パッケージ版として64GBのゲームカートリッジを採用していると確認されたサードパーティー製タイトルは現時点ではCyberpunk 2077のみで、Hitman World of Assassination、龍が如く0、ホグワーツ・レガシーなどはゲームキーカードを使うことが確認されています。

現状判明しているサードパーティタイトルの多くは50GB~70GB規模のストレージ容量を必要としており、ゲームキーカード方式の場合はこれらの全データが本体ストレージへのダウンロード必須となるため、複数のゲームを楽しみたいユーザーにとってNintendo Switch 2の内蔵256GBストレージだけでは容量不足となるのは明白です。さらに、追加ストレージとなるMicroSD Expressカードも、現在手頃な価格で購入できるのは256GBモデルが中心(実効容量は約230GB程度)であり、この容量では50GB規模のタイトルなら4~5本、70GB規模なら3本程度しか保存できません。今後発売される『ホグワーツ・レガシー』のようなタイトルでは、さらに大きな容量が要求される可能性や、タイトルによっては100GBに迫るケースも十分に考えられるため、グラフィックス性能向上によりPS5やPCからの移植作を楽しみにしていたユーザーにとっては、MicroSD Expressカードを複数枚購入するか、プレイ済みのゲームデータを頻繁に削除・管理するといった手間を強いられる可能性が高そうです。

ソース

‘Necro’ Felipe #UnivNintendo | X (Twitter)

https://twitter.com/necrolipe/status/1921315639563608384

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