NVIDIA GeForce 576.02 ドライバでは一部グラフィックカードで性能も向上へ
NVIDIAが2025年4月16日に公開したGeForce 576.02ドライバではGeForce RTX 5000シリーズ発売以降に見られていた黒画面やBSoD、ゲームのクラッシュやパフォーマンス低下などの不具合に対して様々な修正が加えられ、安定性が向上していると言われていますが、どうやら一部のベンチマークやゲームにおいては性能向上も見られるようです。



ComputerBaseがGeForce RTX 5000シリーズ発売当初のドライバーに対して、最新の576.02ドライバ適用時で3DMarkベンチマークがどのように変化したかまとめたグラフによると、RTX 5090では変化が見られませんが、RTX 5080からRTX 5070までの3モデルは3DMark Steel Nomadにおいて6~8%の性能向上が確認できるようです。一方で、ほかのSpeed WayやTimeSpyでは-1~+1%と言う範囲に推移しているため、Steel Nomadだけ明らかに性能が上がっているようです。
実際のゲームをベンチマークした結果などはあまり多くは出ていませんが、Redditに投稿された内容によるとRTX 5080とRyzen 7 9800X3Dを組み合わせてMarvel Rivalsをプレイした際には5~7%ほど性能向上が見られたと言う投稿や、RTX 4080やRTX 4070 Tiでもドライバ更新でCall of Duty Black Ops 6のフレームレートが3~5%改善したと言う話も出ているため、ゲーミング性能向上もあるようです。
なお、この576.02ドライバでメインの変更項目である不具合修正については、実際に不具合の発生が抑えられていることやゲームの安定性が向上したと言う報告も挙げられているためRTX 5000シリーズやRTX 4000シリーズなどを使っているユーザーはアップデートしてみてもいいかもしれません。
コメント
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576.02はモンハンとの相性が悪いようです。クラッシュする、との投稿がXにちらほら。