Google Pixel 9a が発売前に分解される。ベイパーチャンバーも搭載
Googleは2025年4月9日にエントリーモデル向けスマートフォンのPixel 9aを4月9日から日本をはじめ全世界で発売することを予定していますが、一足先にこのGoogle Pixel 9aを入手したYoutuberが同スマートフォンを分解し、内部へアクセスし修理性などを明らかにしています。


Pixel 9aの分解は本体背面パネルを取り外す所から始まりますが、この背面パネルはプラスチック製となっているため背面パネルを外す際にパネルが割れる心配などはないとのことです。


また、背面パネルを外すとワイアレス充電とカメラ用のフラッシュをモジュール化したパネルがもう1枚レイアウトされており、これを外すとバッテリーやカメラモジュールなどにアクセスすることができるようになっています。
最も頻度が高いと考えられるバッテリーの交換は一般的なスマートフォンで用いられているプルタブを引っ張り接着剤を剥がすという構造になっていますが、このプルタブは切れやすいとのことで、結局アルコールなどで接着剤を溶かすなどの処理が必要とナルトのことです。そのため、バッテリー交換を行う際は若干注意が必要と言えそうです。
ただ、それ以外は背面パネルを外すことでカメラやロジックボードなど内部パーツの交換が可能なほか、スクリーンも前面から熱を与えて接着剤を溶かすことで交換できるためある程度経験があるユーザーであればほとんどのパーツを交換することが

チップセットを内蔵するロジックボードは銅箔が貼られているほか、本体中央にはベイパーチャンバーを搭載しています。このベイパーチャンバーは放熱性が高い反面コストが高く、Pixel 9シリーズは上位モデルのPixel 9 Pro以上のモデルにしか搭載されていませんでした。しかし、Pixel 9aではこのベイパーチャンバーが搭載されているため、持続的な負荷を与えるゲームなどではベイパーチャンバーを搭載していないPixel 9より高いパフォーマンスを維持することが可能になるかもしれません。
なお、Google Pixel 9aは4月9日以降に発売されるため、まもなくレビューなども投稿されると考えられますがこのベイパーチャンバー搭載によりどれだけパフォーマンスが向上するのか、またPixelシリーズとして過去最大のバッテリー容量などエントリーモデルでありながらかなり性能が高いモデルになっているため、どのような評価を得られるのかエントリー向けスマートフォンを検討している人にとっては動向に注目が集まりそうです。
Google Pixel 9a Teardown Disassembly Phone Repair Video Review. VC Confirmed! | PBKreviews
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